



皆様明けましておめでとうございます。スマイルクリエーターの太渕です。
気が付けば2023年がスタートしましたね。
初詣は行かれましたか?
今年も変わらず元気でいることを目標に頑張ります。
もちろん皆様がうさぎ年にちなんでピョンピョン飛躍することを願っております。
さて、昨年になりますが2022年最後のミーティングの内容を、少しですがご紹介いたします。
1、恒例の月次報告を行いました。
まだまだ続くコロナ化の中でたくさんご来院してくださる皆様に本当に感謝しかないと思います。
2、院長より、『歯科における分子栄養学(オーソモレキュラー)』の勉強会を行っていただきました。
今回はどの項目においても、『鉄不足』ということが大きな要因でした。
〇ものが飲み込めない
〇のどがつかえる感じがする
〇口腔粘膜の敏感さなど違和感を訴える
〇メンタルの不調 反抗期
〇食欲がない ...等
中でも、ものが飲みにくい、のどがつかえる感じがするというのは
『咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)』と呼ばれ、鉄欠乏の代表的な症状です。
気になる方は是非ネットで『鉄が足りないと喉の異常感が出る』と検索してみてくださいね。

だからと言え、むやみやたらに鉄をとってもきちんと身体が吸収できていないこともあります。
腸の状態がよくないと鉄がうまく吸収できません。
鉄を身体に吸収させるためにカゼインフリー・グルテンフリーも意識し、腸を元気にする必要があります。
※カゼインは乳製品、グルテンは小麦製品に含まれています。
単純に一つに栄養素だけを取り入れても、体調改善がうまくいかないですよね。
一つ一つヒモといて繋ぎ合わせる必要があるのです。
少しずつですが、今年も皆様に口腔ケアと共にアドバイスさせていただければと存じます。
2023年も美希デンタルクリニックを宜しくお願い致します。
スマイルクリエーター 太渕亜弥
院長の椋本です。
いよいよ本格的な冬の到来ですが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
さて、当院は先日15周年を無事に迎える事ができました。
これも日々来院くださっている患者様、これまでの全てのスタッフ、歯科技工士さんをはじめとする取引先の皆さんのおかげでございます。本当に感謝しています。
当日はスタッフにお祝いのお花をいただき、お取引先の皆さんからも数々のお祝いの品を頂戴してとても嬉しかったです。

思えば10周年からの5年間はクリニックの診療においての大きな変化は分子栄養学を本格的に取り入れた事でしょうか。
そもそも開業した当初から「歯を診るだけが歯科ではない」
というコンセプトで日々の診療をしてきたつもりでしたが、
私自身も歯科の本分である治療に追われ、じっくりと食事や栄養素について体系立てて学習する時間がなかなかとれませんでした。
しかし、この5年はある程度時間も作る事ができてきたので積極的に栄養学を知識として取り込み、それを実際に患者様にも共有する事ができてきたと自負しています。
細かく問診を取ったり、さまざまな不定愁訴をお聞きして、具体的に足りない栄養素(ビタミン各種、タンパク質、脂質等)を提案したり、血糖のコントロールの方法をお伝えすることで、たくさんの患者様から体調の好転、精神的な安定などの嬉しいご報告をいただく事が増えました。
まさに当初の目標である「体全体を診る歯科」という立場に近づいたかなと思える5年間でした。
特に女性とお子様の来院の多い当院には、婦人科系の問題や子供の多動や不登校の悩みを抱えた方がいらっしゃいます。
そういう苦しみに歯科の立場からアドバイスしたり、時には他の医科と連携したりして少しでも和らげる支えになる事が、今後も我々美希デンタルクリニックに課せられた役割ととらえて次の5年、10年も頑張っていく所存でございます。
どうかこれからも末永くよろしくお願い申し上げます。

突然ですが今回は、あの有名なボディビルダー兼YouTuberのなかやまきんに君プロデュースの「きんにくお好み焼き」粉を、院長先生に頂きましたので、実際に作ってみた感想をブログにしたいと思います(^^♪

ででん!こちらがきんにくお好み焼き粉です。すごくインパクトのあるパッケージですよね(笑)
きんにくお好み焼き粉という名前の通り、タンパク質が1食で20gも取れるという優れものです。
普通のお好み焼き粉に比べ、なんとたんぱく質4倍!
そして糖質が60%もオフなのです!!
食べ過ぎてもあまり気にしなくていいですね(笑)
粉ものというと物凄い炭水化物(糖質)の量。。。というイメージですが、こちらの粉を使うとお手軽にタンパク質をたくさん取ることが出来ます。
お好み焼きなので、もちろん豚肉や卵も使いさらに栄養満点です(^^♪
そして嬉しいことに、最近流行りのグルテンフリーなのです!
(※グルテンとは、小麦粉に水を加えてこねることでできる成分のこと。グルテンには食べ物を美味しくする反面、アレルギーやリーキーガットと呼ばれる、身体への様々な悪影響を及ぼすと言われている。)
実際に私が作ってみたものがこちら。

ちょっとひっくり返すのに失敗してしまいましたがそこはご愛敬(;'∀')
見た目は少しあれですが、味は普通にとってもおいしかったです!
糖質抑え目だとあまり味がしないのかな?と思いきや、しっかり味がしてもちもちの食感もあり、ペロリと完食出来ました♪
また、タンパク質が多く入っているからか、おなかもすごい満足感が得られました。
長いもなどをすりおろして入れるのもおススメなようです。
商品名はお好み焼き粉ですが、たこ焼きやパンケーキなどにアレンジして作ってみたいなぁと思いました。
次こそは上手に作れるように頑張るぞー!!!(笑)
糖質を減らしてタンパク質をたくさんとることに集中して、レシピが同じのばっかりになってしまって飽きている方、粉ものを避けていた方、こういう商品をうまく使って、食卓を楽しく出来たら、とてもいいと思います(^^♪
やっぱり食事は楽しく食べるのが一番ですからね!
最後にプレゼントしてくださった院長先生、ありがとうございました。
スマイルクリエーター 鈴木真由美
スマイルクリエーターの鈴木です。
師走に入り、日中も寒くマフラーなどの防寒具が手放せなくなってきましたね。
世間では再び新型コロナが流行り始めていたり、インフルエンザなどのその他の感染症の脅威もあったりしますが、しっかり身体を温めて免疫力を保ちましょう(^^♪
温めるだけではなく、質の良い睡眠を取ることや、良質なたんぱく質やビタミンを摂取することでも、免疫力を高い水準で維持することが出来ますよ!
さて、報告が遅くなりましたが、当院では11月もスタッフ全員でミーティングを行いましたので、ご報告させていただきます。
①業務報告
今月もたくさんの患者さまに定期検診に来ていただけ、嬉しく思います。
そして当院でおススメしているサプリを、「体感が良かった!」「よく眠れるようになった!」などの理由で続けて買ってくださる患者さまが多く、分子栄養学を学び、それ伝えることが出来てよかったなと、とても嬉しくなりました(*^_^*)
会計時や診療の合間など、気になることがありましたらお気軽にスタッフにお尋ねくださいね!
②勉強会
毎月開催している分子栄養学の勉強会を今月も院長先生のもと行いました。
今月のテーマは、
『低血糖症』です‼️

「低血糖って糖尿病の薬を飲んだ後になるやつ?」とか「無理なダイエットをした人がなるやつ?私は甘いもの大好きだから大丈夫よー!それに、血液検査でもいつも正常値だし。」とか思っている方、要注意!!です!!
なんと、現代人の約9割が、隠れ低血糖症だといわれています。
まず下のチェック表をご覧ください。
▢よくイライラする
▢訳もなく、不安感におそわれる
▢午後3時から4時頃に、だるさや眠気、集中力の低下を感じる
▢食事後に眠くなる
▢甘いものがやめられない
▢眠りが浅い
▢朝、食欲がない
▢朝、起きた時から、肩凝り、頭痛がある
▢歯ぎしり、嚙み締めがある
▢夕方になると気分が落ち込む、疲れる
当てはまるものはありましたか?
多くの現代人が感じるこれらの症状は、実は「低血糖症」の可能性があります(>_<)!
血糖とは、車でいうガソリン(=エネルギー源)のようなもので、低血糖というのはいわゆる体の危機的状態です。
そして低血糖症とは血液中の糖の濃度がうまくコントロールできない状態のことです。
低血糖症の人は正常な人に比べ、血糖値が乱高下しやすいのです。
特に寝ている間は絶食状態のため、低血糖になりやすいです。
低血糖状態を回避するために、身体を興奮させるホルモンが分泌されます。
そのため、身体は戦っている状態(歯ぎしりや寝汗、体に力を入れる状態)になってしまってしまうのです。
なので血糖値をなるべく上下させず、フラットな状態を保つことが低血糖症から抜け出し、健康になるための重要なステップとなります!!
じゃあ低血糖症を治す、予防するにはどうしたらいいのでしょうか?
副腎の疲労やタンパク質、ビタミンミネラル不足からのエネルギー不足、筋肉量の不足、などが原因となるので、完璧に治すことは難しいですが、低血糖症を予防するには、
まずは朝ご飯をしっかり食べること!特に栄養のある食事を!
朝食を抜いてしまうと、昼と夜の食事後に血糖値が爆上がりしてしまうので、血糖コントロールの観点からは絶対にNGです!
ご飯にお味噌汁、目玉焼きや納豆など、簡単なものでいいので必ず食べましょう(^^♪
あと注意すべき点は
・精製されていない糖質を選ぶ(×小麦粉 ×白砂糖)
・食べる順番を意識する(野菜→おかず→白米 など)
・長時間の断食(朝や昼を抜く)をしない
・空腹時のハードな運動を避ける
などなどです。
いわゆる不定愁訴と言われる、検査をしても原因の見つからない症状は、低血糖症によるものかもしれません。
この機会に今一度、ご自身の体調や食事を見直してみませんか(*^_^*)?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
また来月のブログでお会いしましょう♪
スマイルクリエーター 鈴木真由美

皆様こんにちは(*^-^*)スマイルクリエーターの太渕です。
猛暑が続いていた日々が懐かしくなるような涼しさが訪れましたね(^^
朝晩に関しては寒いぐらいです。大急ぎで秋到来の準備をしました。
まだまだ新型コロナウイルスやインフルエンザなど油断ができないですが、消毒や手洗いうがいを心掛けることは、感染対策の基本なので継続したいですね。
さて報告が遅くなりましたが、8・9月もミーティングを行いました。
①毎月恒例の業務報告
8月に関しては、夏休みに多くの方が定期健診に来てくださり、嬉しい気持ちでいっぱいでした。
引き続き患者さまのお口のメンテナンスをサポート出来ればと思います。
次に、皆様もご存じかと思いますが、マイナンバーカード1枚で色々な証明が出来るようになります。
紙の保険証が廃止されることもほぼ決定のようですので、当院としての対策を話し合いました。
また詳しいことを、時期をみてホームページなどで報告いたします。
②勉強会
まだまだ3密を避ける対策もありますので、短時間での勉強会でした。
「分子栄養学」についてです。
院長が受けられたセミナーから抜粋して学びました。

低血糖
鉄欠乏
今回は、特に低血糖についての皆の感想をもとにディスカッションを行いました。
イライラすることや不安症状(メソメソ)にも低血糖が関係しています。
例えば夕方や明け方は低血糖状態が一番強く出る時間帯ですが、特に夕方に食事の準備をしている女性の方はイライラしがちなので、つまみ食いすることでバランスが取れたりします。
また、飲酒で暴言を吐いたり、トラブルに発展する人は、アルコールの代謝に栄養が使われているので、そのような状態を招いてしまっているのです。
そう考えるとまだまだ分子栄養学は奥深いですし、人間関係を円滑に営むヒントになりますね。
皆さんも何か栄養や食事について気になることがあれば、定期検診時に気軽にお尋ねくださいね。
食欲の秋も皆様のご来院をお待ちしております!
スマイルクリエーター 太渕 亜弥
2022.6月のランチミーティング
ゲストの皆様、こんにちは。
スマイルクリエーターの鈴木です!
早いものでもう今年も半分が過ぎ、夏が到来してまいりました。
暑い日や少し冷える日、気圧の変化などが激しいですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?(*^_^*)
暑いので冷たい麺類やアイスなどばかり食べていると、胃腸の調子が悪くなり、栄養状態にも影響しますので、お気を付けくださいね!
2021年度12月度ランチミーティング |奈良市学園前駅の矯正歯科なら美希デンタルクリニック (miki-dental.info)
以前のブログで紹介させていただきました「腸ケア」についても、再度ご覧になってくださいね♪
さて今回は、4~6月に行いました勉強会について、まとめてご報告させていただきます。
3月からみんなで見ていた「オーソモレキュラー栄養医学」についてのオンラインセミナーの続きになります。
前回のブログで、血糖コントロールの重要性と、それに必要なタンパク質・鉄・ビタミンCなどの栄養素が大切だよ、ということはお分かり頂けたと思います。
今回はそれらの栄養素について詳しく説明するのと、それらの栄養素を吸収できなくなる病気、ピロリ感染についてお話し致します(*^_^*)
① タンパク質
何をとってもまず第一に大切なのが、そう、「タンパク質」ですね!
もう何度も言っていますのでお分かりだと思いますが(笑)
頭の先端から足のつま先までの細胞、血液やホルモンなど、私たちの体のすべてを作っているといっても過言ではないタンパク質。残念ながら、現代人はほとんどの人がタンパク質不足に陥っています。
一日に必要なタンパク質量は、大人一日当たり「肉400g+卵3つ」です!!
足りていますか?食べているつもりになっていませんか?
成長期のお子様、運動や肉体労働をする方、出産後または授乳中の女性はさらにたくさんのタンパク質が必要です!
お肉だけじゃなく、卵・チーズ・ナッツ・ハムなどの食材を使いながら、無理なく摂っていきましょう(^^♪
②
鉄
鉄、と聞いたら皆様はきっと貧血を思い浮かべると思います。
確かに鉄欠乏による貧血は世界的にもっとも多く見られる病気のひとつです。
貧血になると全身に酸素が運べなくなり、動悸や息切れを引き起こします。
常に身体がだるいのって辛いですよね(>_<)
ですが、「血液検査で鉄の項目は引っかからなかった=鉄が足りている」ではありません!!
検査で問題がなかったり、ひどい症状が出ていなくても「隠れ貧血」には注意が必要です!
隠れ貧血とは、知らない間に鉄分が不足し、貯蔵鉄(フェリチン)を使ってしまう状態を指します。
【先日、NHKのあさイチでも、隠れ貧血が取り上げられていましたね。】
隠れ貧血では、「なんとなくだるい」「疲れが取れない」といった体の不調をはじめ、「肌がカサつく」など美容面の不調として現れることもあります。お肌のハリがなくなったなどの肌トラブルを、年齢のせいにしていませんか?
その悩み、鉄の摂取で解消できるかもしれません(*^_^*)
また近年の分子栄養学の発展で、軽い鉄欠乏症とよばれる状態でも、貧血以外にうつ病やパニックなど精神疾患にもかかわってくるのと分かってきました!
よく聞く女性の産後うつ。あれも鉄欠乏によって引き起こされることがあります(>_<)!
それ以外にも睡眠障害だったり、やたらイライラしたり、風邪を引きやすかったり・・・
鉄は健康にとってとても大事な栄養素ですので、これもしっかり摂っていきたいですね!

さて、鉄と言っても栄養素の鉄には2種類あり、ヘム鉄と非ヘム鉄に分かれます。
<ヘム鉄>
肉や魚に含まれ(特に赤身)、吸収率が高い(10~20%)
<非ヘム鉄>
ひじきやほうれん草、プルーンなどの野菜や穀類に含まれるが、吸収率が低い(2~5%)
吸収率もよく、タンパク質もとれるヘム鉄の摂取をおススメします(^^♪

一番良いのはやはりレバーですね!レバーを食べると、ビタミンAも同時に摂れますよ。
またコーヒー、緑茶に含まれるタンニンは、非ヘム鉄の吸収を妨げるといわれていますので、食後のティータイムにはご注意ください!
特にインスタントコーヒーはやめましょう。飲むなら豆からひいたコーヒーのほうが良いです。
コンビニの鉄サプリもあまりお勧めはしません。医療用サプリはきちんと体内に入ってきますが、市販のサプリは添加物も多く、ほとんど体内に入ってきません。。。
やはり一番いいのは食材から摂取することです。美味しく楽しく健康に近づけます(^^♪
③
ビタミンC
美容や健康に大事と言われているビタミンC。
実は様々な効果があるのをご存知でしょうか?
ビタミンCの働きを大きくまとめて紹介すると以下のようになります。
働き |
不足すると起きる症状 |
コラーゲンを作る |
しわができやすい・傷が治りにくい |
免疫力を高める |
感染症にかかりやすい・がんになりやすい |
ステロイドホルモンを作る |
ストレスに弱くなる・疲れがたまりやすい |
鉄の吸収を助ける |
貧血になりやすい |
酵素の働きを助ける |
肝臓の解毒作用が低下する |
メラニン色素をストップする |
しみ・そばかすができやすい |
たくさんの働きがありますね!
歯科的にも、抜歯やインプラント治療をした人の手術の傷の治癒を早めたり、歯茎からの出血(歯周病・歯肉炎)の予防・改善をすることができるなど、素晴らしい効果があります。
こんなに色んな働きをしてくれるビタミンCですが、現代人はタンパク質と同じで、全然足りていません。最低でも一日500㎎、可能なら1000㎎摂取したいビタミンCですが、食品から摂取するのはとても大変です。。。
酸っぱい代表のレモンでさえ、果汁には20㎎しかありません。(皮ごと丸ごと食べても100㎎)
なのでビタミンCに関しましては、サプリメントでの摂取をお勧めします。
当院でもサプリメントの販売をしております(^^♪
歯科医院で一番おススメしやすいのはビタミンCであり、治療に取り入れている歯科医院さんも多くあります。
気になる方はお気軽にスタッフまでご相談くださいね!
④
亜鉛
次は亜鉛についてです。亜鉛って聞いたことあるけど、詳しくは知らないって方も多いのではないでしょうか。
私も当院に勤めるまでは全然知りませんでした(笑)
亜鉛は、実は体内に存在する量が最も多いミネラルです。鉄よりも多いのです、びっくりですね!そしてその亜鉛は、生命維持に欠かせないいろいろな役割を担っているのです。
例えば、味覚を正常に保つのに必要であったり、タンパク質・核酸(DNA)の代謝に関与して、健康維持に役立ちます。
分かりやすくまとめると
・味覚を保つ
・免疫力向上(感染症などにかかりにくくなる)
・成長を促進する(身長を伸ばす)
・抜け毛防止
・生殖機能の維持
・肌や髪を綺麗に保つ
などです!とても色んな働きがありますね。
歯科的には、亜鉛不足になると舌痛症という病気を引き起こします。
身長が伸びにくいお子様がいらっしゃったり、何か気になる症状がありましたら、亜鉛不足を疑ってみるのもいいかもしれませんね(^^)
また、亜鉛は体の中に最も多いミネラルであると同時に、アルコールの過剰摂取やカフェインの摂取・お薬の服用・ストレスなどで吸収が阻害されて、現代人にはとても不足しやすいミネラルでもあります。
しかし、そんな亜鉛は体内で作り出すことができないため、食べ物やサプリメントから摂取する必要があります。
よく摂れる食品は、有名なのは生かきで、最も多く含まれています。
その他に煮干し、たらこ、しらす、豚レバーなどに多く含まれていますので、それらをうまく献立に入れてみてください♪

⑤
ヘリコバクターピロリ感染
突然ですが皆様、お米が好き・麺類が好き・甘いものが好き・こってりしたものは苦手、などの食の好みはありますか?誰もが好きなものはあると思います。
でもそれ、本当にあなたの「お口の好み」でしょうか?
もしかすると「食の好み」=「胃腸の好み」で、ピロリ菌にそういうものしか食べられない、と言わされているだけかもしれません!
というわけで、最後にピロリ菌(正式名:ヘリコバクターピロリ)についてご紹介いたします。
え、歯医者さんでピロリ菌の話?関係あるの?と思う方もいらっしゃると思いますが、関係大ありです!!
近年では歯周病や口腔内トラブルがある方に、ピロリ菌を見つけることが多いのです(>_<)...怖いですね......
改めて皆様、ピロリ菌をご存知ですか?
ピロリ菌とは胃の中に生息する細菌で、胃潰瘍や胃炎を発症させる原因菌です。

胃の中には胃酸があり、普通の菌は胃で生きていくことはできません。
しかしピロリ菌は、自分でアンモニアを作り、胃酸を中和することで胃の中でも生きていくことが出来るのです (・。・;
ピロリ菌がいるせいで、胃粘膜が異常な状態になり、せっかく身体に良いものを食べても栄養素をうまく消化・吸収できず、全身の栄養状態に影響を及ぼします。
前項でお話ししたタンパク質・鉄・ビタミンC・亜鉛、それ以外の様々な栄養素すべてがうまく吸収できなくなります。
胃カメラ検査をしてピロリ菌が見つかり、除菌されたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのピロリ菌ですが、唾液や歯垢の中にも生息しているのをご存知でしょうか!!
研究データでは、歯周病にかかっている人は健康な人より5倍ものピロリ菌が生息している事が分かってきました。一度除菌したのに、歯周ポケットの奥深くにピロリ菌が隠れており、それが出てきて再感染という話も多くあります。
このようにピロリ菌は身体の健康状態を脅かすだけでなく、お口のトラブルにつながっている可能性もあり、ピロリ菌の感染は歯科診療と大きく関係しています。
歯周病だけでなく、
・ビタミンB12の不足によるハンター舌炎
・鉄不足によるプランマーヴィンソン症候群
・亜鉛不足による舌痛症・味覚障害
など、様々なお口のトラブルが引き起こされます。
患者さまのお口の中の粘膜の異常を見つけることができるのは、栄養療法を知っている歯科医師か歯科衛生士しかいません。
そのために当院では、お口の中のチェックはもちろん、普段のお食事内容を聞く食事の問診票や、身体の不調に関する問診票を取り入れ、患者さまの健康維持に役立てております。
何か少しでも気になることがありましたら、いつでもお気軽にスタッフまでご相談ください(*^_^*)
そして定期的に定期検診にお越しいただくことで、いつまでも健康な歯と身体を維持できるサポートが出来たら、私たちも勉強した甲斐があり、とてもうれしく思います♪
もちろん審美歯科やインプラントなどの診療もおこなっております。
初めての方には無料相談の時間も設けておりますので、是非お電話(0120-08-0461)くださいませ(^^♪
長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。
また次のブログでお会いしましょう~!
スマイルクリエーター 鈴木真由美