スタッフ日記の最近のブログ記事
皆様こんにちは!
お久しぶりです、スマイルクリエーターの鈴木です。
10月に入っても暑い日が開く異常気象ともいえる猛烈な暑さでしたが、最近は朝晩の冷え込みが秋の到来を感じさせますね(^^)
急な気温の変化で、体調を崩す方もちらほらと見受けられます。
しっかり栄養を摂り、身体を冷やさないようご注意くださいね!
さて、当院では、9月に続き10月もオンラインで講師の方をお招きし、セミナーを開いていただきましたので、ご報告させていただきます。
今回のセミナーは、分子栄養学から少し離れ、バイオガイアジャパン株式会社さまより、バクテリアセラピーとロイテリ菌についてお話していただきました。
①バクテリアセラピーとは
バクテリアセラピー(学術名: Bacterio-therapy)とは、体内の菌のバランスを整えることで病気の治療や予防を行うという医療技術です。元々はスウェーデンで確立された技術ですが、近年では日本でも歯科を中心に、臨床への応用がすすめられているそうです(*^_^*)
まず、人間の体には約500種500兆個以上、重さにすると約2kg
にもなるたくさんの菌が生息しているらしいのです、びっくりですね!
そしてその菌は、人間にとって良い効果をもたらす「善玉菌」、病気やトラブルの原因になる「悪玉菌」、どちらでもない「日和見菌」の3種類に分類されます。
そして、日常生活のストレスやよくない食品の摂取で、菌のバランスが崩れ、悪玉菌が増えやすい状態になってしまうと、日和見菌が悪玉菌の味方をし、様々な病気を引き起こしてしまうのです(>_<)
皆さまは腸内フローラという言葉を聞いたことがあると思います。
実は口内フローラという言葉もあるのをご存じですか?(*^_^*)
お口の中も腸と同じように菌がたくさん存在します。これらのバランスを整えることは虫歯や歯周病の予防にとても重要です。
病気になったときによく使われる薬として抗生物質が有名ですが、抗生物質はとても強力な薬で、悪玉菌だけでなく善玉菌も一緒に殺してしまいます。
そこでバクテリアセラピーの出番です!!
善玉菌を投与することで、悪玉菌の割合を減らし、菌質を改善することで疾病の予防・治療役立てます。強い薬を使うことなく、善玉菌を摂るだけで身体の不調が治るなら、とても素晴らしいですね!
でも、善玉菌ってよく聞くけど、どうやって摂るの?摂った結果、具体的にどうなるの?という疑問が浮かぶと思います。そこで次はロイテリ菌について、詳しく聞くことが出来たので、お伝えします。
①ロイテリ菌とは
ロイテリ菌とは、正式名称ラクトバチルス・ロイテリといって、哺乳類や鳥類の消化管に生息している「乳酸菌」の一種です。
乳酸菌にもいろいろな種類があります。例えばビフィズス菌なども乳酸菌の1つです。
腸の調子を整えるために、ビフィズス菌入りのヨーグルトを食べるなどでよく聞きますね。
しかし、乳酸菌のほとんどが、人間の体に必要な善玉菌を抑えてしまうこともわかっています。ですがこのロイテリ菌は、善玉菌に影響を与えず、特定の悪玉菌だけに反応して悪玉菌のみを抑制することが出来るのです!!
特にロイテリ菌は、お口の中や腸の表面への付着能力が高く、生きたまま力を発揮します。
生きて腸まで届く!!というやつですね(笑)
またロイテリ菌は、天然の抗菌物質を生産することにより、お口の中では歯周病菌、胃の中ではピロリ菌などの悪玉菌を抑制してくれます。
それにより、歯垢がつくのが減少したり、口臭を抑制したり、お口のネバネバ感の減少、歯肉炎の緩和、胃がんの予防、便秘の改善など、なかなか治らなかった不快な症状が解消します!
しかも腸内環境を整え、免疫力を向上させることにより、アレルギーや感染症の改善にも繋がる効果もあるそうです♪
当院のスタッフもセミナーにあたり、お試しに10粒ずつロイテリ菌タブレットを頂き、なめてみたところ、とても効果を実感いたしました!
商品であるロイテリ菌タブレットにもいくつか種類があり、私は胃が少し弱いので、腸に特化したロイテリ菌を取らせていただいたところ、毎日快便で胃もたれも少なくなりました。
お口の環境に特化したロイテリ菌を摂取し、たった1日でお口がスッキリしたと実感しているスタッフも!(*^_^*)
当院では近日中に、患者様向けお試しセットを販売できるように準備しています。
パンフレットも置かせていただきますので、興味のある方は是非お手に取ったり、スタッフまで聞いてくださいませ♪
追記ですが、ロイテリ菌は元々人間の母乳から発見された乳酸菌であるため、どんなに摂取しても副作用が全くありませんのでご心配なく気軽に摂取できますよ(^^♪
分子栄養学でも、腸の環境や、菌の入り口でもあるお口の環境はとても重要視しておりますが、今回のセミナーを受け、改めて菌のバランス、そして環境を整えることの重要性を再認識しました。
人間の身体は不思議で、いろんな面白いことをもっと知りたい!そして自分や自分に関わってくださる人にもっと伝えたい!と思える、とても為になるセミナーでした。
お忙しい中時間をとってくださった講師の方、並びに機会を与えて下さった院長先生、本当にありがとうございました!
スマイルクリエーター 鈴木真由美
皆様こんにちは。スマイルクリエーターの太渕です。
気が付けばゴールデンウィークですね。
行動制限が緩和されましたが、いかがお過ごしですか?
私は家でのんびり過ごします(笑)
さて、4月のミーティングの内容を、少しですがご紹介いたします。
1、 毎月恒例の医業収入等の報告を行いました。
まだまだ続くコロナですが、その中でも行動制限の緩和やマスク着用の義務化がなくなり、皆様の動き方も変わってきていると思います。
クリニックもそれに伴い、診察状況の改善や対策を話し合いました。
また、今後マイナンバーカードの新システムにより、医療機関での保険証のシステムが変更されていきます。
その件についても話し合いました。
2、院長より勉強会です。
この度院長が本格的に分子栄養学の資格を取得しました。
「ONP資格」
※ONP:オーソモレキュラー・ニュートリション・プロフェッショナル
日々の多忙な診療のなかで、50時間にもわたる講座を受けていらっしゃったと思うと本当にすごいです。
今回の勉強会では、その講座の内容を私たちに教えてくださりました。
その中から「脂質とダイエット」についてお話します。
身体についたぜい肉(脂肪)の主な原因は「脂質」ではなく「糖質」です。
「脂質」は血管の修復、消化酵素やホルモンの材料になる重要なエネルギー源です。
ダイエット中に脂質を全くとらないのはもったいない‼
痩せるためにはぜい肉(脂肪)を燃焼させる必要があるのに、脂質をとらないと、燃焼させるだけのエネルギーがなく身体が動きません。
もちろん過度な摂取はダメですよ。
「太りたくなーい!」と思って、ご飯を減らしてお菓子(糖質)などで空腹を紛らわしてしるのは身体を痛めつけています。
お肉を食べて脂質をエネルギーとして使える身体に変えていくのがおすすめです。
糖質からエネルギーを供給することを長く続けている人は、脂をうまく利用できなくなっています。
筋肉量が減っていくため、身体の代謝能力が低下し、脂肪を燃焼する力が徐々に弱くなってしまいます。
病気や身体に不調をかかえている多くの方が、気付かぬうちにエネルギーが糖質依存になっているのです。
だからといって過度は糖質制限も体調不良が起こります。
糖質も身体を動かすエネルギーの一つではありますから。
思い込みから実践するとおもわぬ落とし穴があるので、自分の身体を守るためにはきちんと専門知識のある方にアドバイスしてもらうことが良いですね。
お口の中も身体の一部です。
間違った栄養の摂り方をしていると、口腔内も崩壊します。
正しくないダイエットでスリムにはなっても、歯が抜け落ちたら私はイヤかな...(;^ω^)
まだまだ講座内容は続きますので、来月以降もお伝えしていきますね。
スマイルクリエーター 太渕亜弥
皆様明けましておめでとうございます。スマイルクリエーターの太渕です。
気が付けば2023年がスタートしましたね。
初詣は行かれましたか?
今年も変わらず元気でいることを目標に頑張ります。
もちろん皆様がうさぎ年にちなんでピョンピョン飛躍することを願っております。
さて、昨年になりますが2022年最後のミーティングの内容を、少しですがご紹介いたします。
1、恒例の月次報告を行いました。
まだまだ続くコロナ化の中でたくさんご来院してくださる皆様に本当に感謝しかないと思います。
2、院長より、『歯科における分子栄養学(オーソモレキュラー)』の勉強会を行っていただきました。
今回はどの項目においても、『鉄不足』ということが大きな要因でした。
〇ものが飲み込めない
〇のどがつかえる感じがする
〇口腔粘膜の敏感さなど違和感を訴える
〇メンタルの不調 反抗期
〇食欲がない ...等
中でも、ものが飲みにくい、のどがつかえる感じがするというのは
『咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)』と呼ばれ、鉄欠乏の代表的な症状です。
気になる方は是非ネットで『鉄が足りないと喉の異常感が出る』と検索してみてくださいね。
だからと言え、むやみやたらに鉄をとってもきちんと身体が吸収できていないこともあります。
腸の状態がよくないと鉄がうまく吸収できません。
鉄を身体に吸収させるためにカゼインフリー・グルテンフリーも意識し、腸を元気にする必要があります。
※カゼインは乳製品、グルテンは小麦製品に含まれています。
単純に一つに栄養素だけを取り入れても、体調改善がうまくいかないですよね。
一つ一つヒモといて繋ぎ合わせる必要があるのです。
少しずつですが、今年も皆様に口腔ケアと共にアドバイスさせていただければと存じます。
2023年も美希デンタルクリニックを宜しくお願い致します。
スマイルクリエーター 太渕亜弥
突然ですが今回は、あの有名なボディビルダー兼YouTuberのなかやまきんに君プロデュースの「きんにくお好み焼き」粉を、院長先生に頂きましたので、実際に作ってみた感想をブログにしたいと思います(^^♪
ででん!こちらがきんにくお好み焼き粉です。すごくインパクトのあるパッケージですよね(笑)
きんにくお好み焼き粉という名前の通り、タンパク質が1食で20gも取れるという優れものです。
普通のお好み焼き粉に比べ、なんとたんぱく質4倍!
そして糖質が60%もオフなのです!!
食べ過ぎてもあまり気にしなくていいですね(笑)
粉ものというと物凄い炭水化物(糖質)の量。。。というイメージですが、こちらの粉を使うとお手軽にタンパク質をたくさん取ることが出来ます。
お好み焼きなので、もちろん豚肉や卵も使いさらに栄養満点です(^^♪
そして嬉しいことに、最近流行りのグルテンフリーなのです!
(※グルテンとは、小麦粉に水を加えてこねることでできる成分のこと。グルテンには食べ物を美味しくする反面、アレルギーやリーキーガットと呼ばれる、身体への様々な悪影響を及ぼすと言われている。)
実際に私が作ってみたものがこちら。
ちょっとひっくり返すのに失敗してしまいましたがそこはご愛敬(;'∀')
見た目は少しあれですが、味は普通にとってもおいしかったです!
糖質抑え目だとあまり味がしないのかな?と思いきや、しっかり味がしてもちもちの食感もあり、ペロリと完食出来ました♪
また、タンパク質が多く入っているからか、おなかもすごい満足感が得られました。
長いもなどをすりおろして入れるのもおススメなようです。
商品名はお好み焼き粉ですが、たこ焼きやパンケーキなどにアレンジして作ってみたいなぁと思いました。
次こそは上手に作れるように頑張るぞー!!!(笑)
糖質を減らしてタンパク質をたくさんとることに集中して、レシピが同じのばっかりになってしまって飽きている方、粉ものを避けていた方、こういう商品をうまく使って、食卓を楽しく出来たら、とてもいいと思います(^^♪
やっぱり食事は楽しく食べるのが一番ですからね!
最後にプレゼントしてくださった院長先生、ありがとうございました。
スマイルクリエーター 鈴木真由美
2022.6月のランチミーティング
ゲストの皆様、こんにちは。
スマイルクリエーターの鈴木です!
早いものでもう今年も半分が過ぎ、夏が到来してまいりました。
暑い日や少し冷える日、気圧の変化などが激しいですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?(*^_^*)
暑いので冷たい麺類やアイスなどばかり食べていると、胃腸の調子が悪くなり、栄養状態にも影響しますので、お気を付けくださいね!
2021年度12月度ランチミーティング |奈良市学園前駅の矯正歯科なら美希デンタルクリニック (miki-dental.info)
以前のブログで紹介させていただきました「腸ケア」についても、再度ご覧になってくださいね♪
さて今回は、4~6月に行いました勉強会について、まとめてご報告させていただきます。
3月からみんなで見ていた「オーソモレキュラー栄養医学」についてのオンラインセミナーの続きになります。
前回のブログで、血糖コントロールの重要性と、それに必要なタンパク質・鉄・ビタミンCなどの栄養素が大切だよ、ということはお分かり頂けたと思います。
今回はそれらの栄養素について詳しく説明するのと、それらの栄養素を吸収できなくなる病気、ピロリ感染についてお話し致します(*^_^*)
① タンパク質
何をとってもまず第一に大切なのが、そう、「タンパク質」ですね!
もう何度も言っていますのでお分かりだと思いますが(笑)
頭の先端から足のつま先までの細胞、血液やホルモンなど、私たちの体のすべてを作っているといっても過言ではないタンパク質。残念ながら、現代人はほとんどの人がタンパク質不足に陥っています。
一日に必要なタンパク質量は、大人一日当たり「肉400g+卵3つ」です!!
足りていますか?食べているつもりになっていませんか?
成長期のお子様、運動や肉体労働をする方、出産後または授乳中の女性はさらにたくさんのタンパク質が必要です!
お肉だけじゃなく、卵・チーズ・ナッツ・ハムなどの食材を使いながら、無理なく摂っていきましょう(^^♪
②
鉄
鉄、と聞いたら皆様はきっと貧血を思い浮かべると思います。
確かに鉄欠乏による貧血は世界的にもっとも多く見られる病気のひとつです。
貧血になると全身に酸素が運べなくなり、動悸や息切れを引き起こします。
常に身体がだるいのって辛いですよね(>_<)
ですが、「血液検査で鉄の項目は引っかからなかった=鉄が足りている」ではありません!!
検査で問題がなかったり、ひどい症状が出ていなくても「隠れ貧血」には注意が必要です!
隠れ貧血とは、知らない間に鉄分が不足し、貯蔵鉄(フェリチン)を使ってしまう状態を指します。
【先日、NHKのあさイチでも、隠れ貧血が取り上げられていましたね。】
隠れ貧血では、「なんとなくだるい」「疲れが取れない」といった体の不調をはじめ、「肌がカサつく」など美容面の不調として現れることもあります。お肌のハリがなくなったなどの肌トラブルを、年齢のせいにしていませんか?
その悩み、鉄の摂取で解消できるかもしれません(*^_^*)
また近年の分子栄養学の発展で、軽い鉄欠乏症とよばれる状態でも、貧血以外にうつ病やパニックなど精神疾患にもかかわってくるのと分かってきました!
よく聞く女性の産後うつ。あれも鉄欠乏によって引き起こされることがあります(>_<)!
それ以外にも睡眠障害だったり、やたらイライラしたり、風邪を引きやすかったり・・・
鉄は健康にとってとても大事な栄養素ですので、これもしっかり摂っていきたいですね!
さて、鉄と言っても栄養素の鉄には2種類あり、ヘム鉄と非ヘム鉄に分かれます。
<ヘム鉄>
肉や魚に含まれ(特に赤身)、吸収率が高い(10~20%)
<非ヘム鉄>
ひじきやほうれん草、プルーンなどの野菜や穀類に含まれるが、吸収率が低い(2~5%)
吸収率もよく、タンパク質もとれるヘム鉄の摂取をおススメします(^^♪
一番良いのはやはりレバーですね!レバーを食べると、ビタミンAも同時に摂れますよ。
またコーヒー、緑茶に含まれるタンニンは、非ヘム鉄の吸収を妨げるといわれていますので、食後のティータイムにはご注意ください!
特にインスタントコーヒーはやめましょう。飲むなら豆からひいたコーヒーのほうが良いです。
コンビニの鉄サプリもあまりお勧めはしません。医療用サプリはきちんと体内に入ってきますが、市販のサプリは添加物も多く、ほとんど体内に入ってきません。。。
やはり一番いいのは食材から摂取することです。美味しく楽しく健康に近づけます(^^♪
③
ビタミンC
美容や健康に大事と言われているビタミンC。
実は様々な効果があるのをご存知でしょうか?
ビタミンCの働きを大きくまとめて紹介すると以下のようになります。
働き |
不足すると起きる症状 |
コラーゲンを作る |
しわができやすい・傷が治りにくい |
免疫力を高める |
感染症にかかりやすい・がんになりやすい |
ステロイドホルモンを作る |
ストレスに弱くなる・疲れがたまりやすい |
鉄の吸収を助ける |
貧血になりやすい |
酵素の働きを助ける |
肝臓の解毒作用が低下する |
メラニン色素をストップする |
しみ・そばかすができやすい |
たくさんの働きがありますね!
歯科的にも、抜歯やインプラント治療をした人の手術の傷の治癒を早めたり、歯茎からの出血(歯周病・歯肉炎)の予防・改善をすることができるなど、素晴らしい効果があります。
こんなに色んな働きをしてくれるビタミンCですが、現代人はタンパク質と同じで、全然足りていません。最低でも一日500㎎、可能なら1000㎎摂取したいビタミンCですが、食品から摂取するのはとても大変です。。。
酸っぱい代表のレモンでさえ、果汁には20㎎しかありません。(皮ごと丸ごと食べても100㎎)
なのでビタミンCに関しましては、サプリメントでの摂取をお勧めします。
当院でもサプリメントの販売をしております(^^♪
歯科医院で一番おススメしやすいのはビタミンCであり、治療に取り入れている歯科医院さんも多くあります。
気になる方はお気軽にスタッフまでご相談くださいね!
④
亜鉛
次は亜鉛についてです。亜鉛って聞いたことあるけど、詳しくは知らないって方も多いのではないでしょうか。
私も当院に勤めるまでは全然知りませんでした(笑)
亜鉛は、実は体内に存在する量が最も多いミネラルです。鉄よりも多いのです、びっくりですね!そしてその亜鉛は、生命維持に欠かせないいろいろな役割を担っているのです。
例えば、味覚を正常に保つのに必要であったり、タンパク質・核酸(DNA)の代謝に関与して、健康維持に役立ちます。
分かりやすくまとめると
・味覚を保つ
・免疫力向上(感染症などにかかりにくくなる)
・成長を促進する(身長を伸ばす)
・抜け毛防止
・生殖機能の維持
・肌や髪を綺麗に保つ
などです!とても色んな働きがありますね。
歯科的には、亜鉛不足になると舌痛症という病気を引き起こします。
身長が伸びにくいお子様がいらっしゃったり、何か気になる症状がありましたら、亜鉛不足を疑ってみるのもいいかもしれませんね(^^)
また、亜鉛は体の中に最も多いミネラルであると同時に、アルコールの過剰摂取やカフェインの摂取・お薬の服用・ストレスなどで吸収が阻害されて、現代人にはとても不足しやすいミネラルでもあります。
しかし、そんな亜鉛は体内で作り出すことができないため、食べ物やサプリメントから摂取する必要があります。
よく摂れる食品は、有名なのは生かきで、最も多く含まれています。
その他に煮干し、たらこ、しらす、豚レバーなどに多く含まれていますので、それらをうまく献立に入れてみてください♪
⑤
ヘリコバクターピロリ感染
突然ですが皆様、お米が好き・麺類が好き・甘いものが好き・こってりしたものは苦手、などの食の好みはありますか?誰もが好きなものはあると思います。
でもそれ、本当にあなたの「お口の好み」でしょうか?
もしかすると「食の好み」=「胃腸の好み」で、ピロリ菌にそういうものしか食べられない、と言わされているだけかもしれません!
というわけで、最後にピロリ菌(正式名:ヘリコバクターピロリ)についてご紹介いたします。
え、歯医者さんでピロリ菌の話?関係あるの?と思う方もいらっしゃると思いますが、関係大ありです!!
近年では歯周病や口腔内トラブルがある方に、ピロリ菌を見つけることが多いのです(>_<)...怖いですね......
改めて皆様、ピロリ菌をご存知ですか?
ピロリ菌とは胃の中に生息する細菌で、胃潰瘍や胃炎を発症させる原因菌です。
胃の中には胃酸があり、普通の菌は胃で生きていくことはできません。
しかしピロリ菌は、自分でアンモニアを作り、胃酸を中和することで胃の中でも生きていくことが出来るのです (・。・;
ピロリ菌がいるせいで、胃粘膜が異常な状態になり、せっかく身体に良いものを食べても栄養素をうまく消化・吸収できず、全身の栄養状態に影響を及ぼします。
前項でお話ししたタンパク質・鉄・ビタミンC・亜鉛、それ以外の様々な栄養素すべてがうまく吸収できなくなります。
胃カメラ検査をしてピロリ菌が見つかり、除菌されたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのピロリ菌ですが、唾液や歯垢の中にも生息しているのをご存知でしょうか!!
研究データでは、歯周病にかかっている人は健康な人より5倍ものピロリ菌が生息している事が分かってきました。一度除菌したのに、歯周ポケットの奥深くにピロリ菌が隠れており、それが出てきて再感染という話も多くあります。
このようにピロリ菌は身体の健康状態を脅かすだけでなく、お口のトラブルにつながっている可能性もあり、ピロリ菌の感染は歯科診療と大きく関係しています。
歯周病だけでなく、
・ビタミンB12の不足によるハンター舌炎
・鉄不足によるプランマーヴィンソン症候群
・亜鉛不足による舌痛症・味覚障害
など、様々なお口のトラブルが引き起こされます。
患者さまのお口の中の粘膜の異常を見つけることができるのは、栄養療法を知っている歯科医師か歯科衛生士しかいません。
そのために当院では、お口の中のチェックはもちろん、普段のお食事内容を聞く食事の問診票や、身体の不調に関する問診票を取り入れ、患者さまの健康維持に役立てております。
何か少しでも気になることがありましたら、いつでもお気軽にスタッフまでご相談ください(*^_^*)
そして定期的に定期検診にお越しいただくことで、いつまでも健康な歯と身体を維持できるサポートが出来たら、私たちも勉強した甲斐があり、とてもうれしく思います♪
もちろん審美歯科やインプラントなどの診療もおこなっております。
初めての方には無料相談の時間も設けておりますので、是非お電話(0120-08-0461)くださいませ(^^♪
長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。
また次のブログでお会いしましょう~!
スマイルクリエーター 鈴木真由美