院長日記の最近のブログ記事
院長の椋本です。
いよいよ本格的な冬の到来ですが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
さて、当院は先日15周年を無事に迎える事ができました。
これも日々来院くださっている患者様、これまでの全てのスタッフ、歯科技工士さんをはじめとする取引先の皆さんのおかげでございます。本当に感謝しています。
当日はスタッフにお祝いのお花をいただき、お取引先の皆さんからも数々のお祝いの品を頂戴してとても嬉しかったです。

思えば10周年からの5年間はクリニックの診療においての大きな変化は分子栄養学を本格的に取り入れた事でしょうか。
そもそも開業した当初から「歯を診るだけが歯科ではない」
というコンセプトで日々の診療をしてきたつもりでしたが、
私自身も歯科の本分である治療に追われ、じっくりと食事や栄養素について体系立てて学習する時間がなかなかとれませんでした。
しかし、この5年はある程度時間も作る事ができてきたので積極的に栄養学を知識として取り込み、それを実際に患者様にも共有する事ができてきたと自負しています。
細かく問診を取ったり、さまざまな不定愁訴をお聞きして、具体的に足りない栄養素(ビタミン各種、タンパク質、脂質等)を提案したり、血糖のコントロールの方法をお伝えすることで、たくさんの患者様から体調の好転、精神的な安定などの嬉しいご報告をいただく事が増えました。
まさに当初の目標である「体全体を診る歯科」という立場に近づいたかなと思える5年間でした。
特に女性とお子様の来院の多い当院には、婦人科系の問題や子供の多動や不登校の悩みを抱えた方がいらっしゃいます。
そういう苦しみに歯科の立場からアドバイスしたり、時には他の医科と連携したりして少しでも和らげる支えになる事が、今後も我々美希デンタルクリニックに課せられた役割ととらえて次の5年、10年も頑張っていく所存でございます。
どうかこれからも末永くよろしくお願い申し上げます。

なぜなら1年延期された分、私自身も聖火やオリンピックの事を改めて勉強する時間ができましたし、多くの患者様や友人、知人、取引先の方々、そしてクリニックのスタッフからたくさんの応援や励ましなお言葉をいただいたからです。
コロナ禍でオリンピックはじめあらゆるイベントに対して風当たりが強くなっているのは充分承知していますが、私としては安全かつしっかりと走る事を全うできて良かったと思っています。
当日は爽やかな風が吹く暖かい日で、沿道にも密にならない程度に見物や応援の方がいらっしゃいました。
リレーの交代ポイントまで少し早めに行く事が許される状況だったので、スタッフや友人たち、沿道の方々とトーチとともに写真を撮ることができました。
また、名前の書かれた手作りのうちわを振って応援してくださった方もいらっしゃり、走る前から感動致しました。

横断幕に『シカとつなごう 希望の聖火』と書いてスタッフにも応援してもらいました。
前のランナーから聖火を受けて自分自身が走り出してからは、案外慌てず冷静に移りゆく景色を観る事ができました。
これまでの人生の中でも特別な時間になった事は言うまでもありません。
人生最高の日となりました。
まだまだリレーは始まったばかりですが、新型コロナウィルスや何らかのアクシデントに遭う事なく、無事にオリンピックスタジアムに希望の炎が灯される事を、それを継ないだ者の一人として願わずにはいられません。

ようやく梅雨明けになり、本格的な夏が到来しましたが皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
さて、新型コロナウイルスの延期になった東京オリンピックの聖火ランナーについての続報です。
実はランナーに選ばれた後、有志が集まってSNS上で聖火ランナーのコミュニティを創って交流してきました。
今回、そのグループの世話役の方の呼びかけでそれぞれのランナーの動画をつなげて一つの動画としてYouTubeにアップするという企画が持ち上がり、私も参加させていただきました。
選手の皆さんほどではないですが、聖火ランナーの方々も1年の延期はかなりショックを受けた方が多く、モチベーションを保つにも素晴らしい案だと思ったのが参加の理由です。
私はなるべく地域性を出した方が良いかなと思ったので、奈良県庁前のせんとくんと鹿の像の前で撮影をしました。
10秒ほどですが慣れていないので何回も撮りなおしました(;^_^A

関係の方々のご尽力により、本来の開会式に合わせて7月23日にアップされましたので、皆さんにもご覧になっていただければ幸いです。
(開始29秒くらいから4分割画面の右上にでています)
YouTubeのURL
https://youtu.be/jn1kA_kUL5U

また、7月27日にNHK『おはよう日本』でも紹介されたようです。
https://www.youtube.com/watch?v=SVed-vC0YTE&feature=youtu.be&fbclid=IwAR1MjlzTmE39cMQiOncErzbPV4wHMgPMPu7R30X9BV2qap-uA3zpNi-RpQ8

まだまだ新型コロナウイルスとの闘いは続きますが、来年こそは平穏に五輪をはじめあらゆるイベントが開催されることを願ってやみません。
院長 椋本美希
本日は表題のとおり、今現在、 歯科医院に治療や検診に行くことの大切さ をお話ししたいと思います。
緊急事態宣言が奈良県にも出されて以降、何人かの患者様から新型コロナウイルスについてのご質門を受けました。
その中身は主に2つに分けられるもので、1つ目は
『歯科医院は感染のリスクはあるのか?』
というものと、2つ目は『治療や検診は数か月空けても大丈夫なのか?』
というものでした。前者に関してましては、もともと歯科医院は肝炎の方やHIVキャリアの方が来られる可能性がある場所です。
もちろん、そういった方々は自身のキャリアを医療機関に伝える必要がありますが、残念ながら皆さんが100%申し出るとは限りませんし、中には自分がそういった病気にある事を承知していない方もいるかもしれません。
その為、当院では仮に全ての患者様がそういったキャリアやご病気をお持ちでも問題なく対応できるようにこの新型コロナウイルスの流行以前から、常に消毒、除菌、滅菌に関しては徹底的に行ってまいりました。
その結果、開設以来十数年、患者様とスタッフの間、患者様同士、スタッフ同士でインフルエンザも含めてあらゆる感染を防いでまいりました。
結果として間違いではなかったと自負しています。
新型コロナウィルスや季節性のインフルエンザなどの感染症のリスクを下げる方法のひとつに『常に口腔内を清潔にし、虫歯や歯周病を治しておく』
事が歯科では常識になりつつあります。
インフルエンザウィルスを例にとると、細菌が繁殖している口腔内(清潔でないお口)にインフルエンザウィルスが入り込むと細菌とウィルスがくっつき細菌から毒素が出て炎症を起こします。ウィルスにとって格好の環境になるのです。

インフルエンザの発症が90%も減少した
報告がなされています。
ふだんは20の施設を担当していますが、高齢者が新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいと、注意が呼びかけられるようになって以来、半数の施設から訪問の中止を求められたということです。
高齢者の中には、定期的に診察しないと食べ物をかめなくなり、栄養不足や、そのまま飲み込むことによる窒息のおそれがある人もいるということです。
渡邉さんは「面会をすべて断っていると言われることが多い。しかし、口くうの健康は命に関わる問題でもあり、何かあれば連絡をするよう伝えている」と話していました。
静岡県歯科医師会も口のケアがおろそかになると、誤えん性肺炎などのリスクが高まるとして、受診が必要かどうかを歯科医に相談するよう呼びかけています。
県歯科医師会の柳川忠廣会長は「かかりつけの歯科医がいちばんよく理解しているので、治療の継続や延期については自分で判断せず相談してほしい」と呼びかけています。

口腔内に虫歯や歯周病をがあるにもかかわらず放置する方が感染のリスクが高くなると考えられています。
ようやく春の兆しが見えて来ましたが皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
さて先日のブログでご報告いたしました、聖火ランナーの私の走行区間が決まりましたのでお知らせしますね。
区間は大和郡山市の「大和郡山城 元気城下町バスパーク」から奈良市の「平城宮跡歴史公園」に決定いたしました!
https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/22/60888.html
4/13(月)時間は14時50分から16時10分にかけての予定です。走行スロット、いわゆる何番目にどのあたりを走るかは、約2週間前に決まるそうです。

惜しくもセレモニーが行われる最終ルートの興福寺から大仏殿のルートにはなりませんでしたが、平城宮跡がゴールの区間も充分に魅力的なコースなのでとても嬉しいです。
当日はランナーのみが購入可能なトーチをお渡しいただけるそうなのでクリニックにぜひ展示したいと思います。


もちろん沿道でご覧になるだけでも思い出になると思います!
遅くなりましたが本年もよろしくお願いいたします。

聖火ランナーは前回の東京オリンピックでは10万人ほど選ばれたとのことですが、今回は距離の短縮などの事情でわずか1万人しかなることができないとのことです。
内訳は2500人程度が自治体枠で、残り7500人がスポンサー企業の4社(NTT、日本生命、トヨタ、コカ・コーラ)に振り分けられます。
その中には推薦で選ばれる著名人がかなり含まれるので実際の倍率はかなり厳しいものとなっています。
ちなみに奈良県は193人のランナーのうち、推薦が39名でしたので実質154名に入らなければなりませんでした。
応募は自薦や他薦など自治体やスポンサー企業によって違いますが、私の場合は『日本生命』の応募で決定しました。
1次、最終選考共に文章によるプレゼンですが、奈良県やオリンピックへの想いを綴らなければなりません。
ちょうど昨年のクリスマスイブに決定の通知が来た時には飛び上がらんばかりに歓喜しました。
遥かギリシャのオリンピアで採取された聖なる炎を手に走ることになり、光栄な気持ちでいっぱいです。
走る日は4月13日と決まりましたが、まだどのルートなのかは決まっていません。
また決定次第、ご報告したいと思います。

★東京2020オリンピック聖火リレーのホームページをご参考になさってください。
https://tokyo2020.org/jp/special/torch/olympic/map/detail/09_nara.html
幸先よい新年を迎えることができ嬉しい限りです。
今後も奈良県の良さを発信していきたいと思います。
もちろん診療にも全力でのぞむ所存です。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
院長 椋本美希


すっかり秋も深まり、冬がそこまで近づいていますが皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
さて、私は先日の連休を利用して瀬戸内の『しまなみ海道縦断サイクリング』に行ってまいりました。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、しまなみ海道は広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ75㎞のルートです。
自動車道に併設してサイクリング道が整備されている点が他の2つの本四連絡橋とは大きく違います。
このルートは世界の美しいサイクリングロード10選に選ばれたこともあり、同じく美しさで知られる台湾の日月潭(にちげつたん)サイクリングロードと姉妹ロードとなっているそうです。
今年はしまなみサイクリングロード開通20周年とのことでした。
さて、今回は尾道側からスタートをすることにしました。すなわち、向島→因島→生口島→大三島→伯方島→大島→今治港の順に巡るルートです。
各島々の島内のルートは勾配もあまりなく、海沿いも多いので快適ですが、島と島を結ぶ橋梁に差し掛かると自動車道と同じ高さになる為、かなりの坂を上ることに事になります。
この6つの橋はそれなりにスポーツをしている私も相当きつかったです。
サイクリングだけでなく、しまなみには美味しいものがたくさんあり、食も楽しみのひとつです。魚介類はもちろん、レモンやみかんなどの柑橘類は非常に安価でおススメです。

また本州にいると、瀬戸内の島々をひとくくりに考えてしまいがちですが、例えば生口島ではレモンや平山郁夫の生誕地として、大三島や伯方島では塩田がそれぞれ島の特色となっていて個性的な島が多い印象でした。
考えてみたら日本の国土の成り立ちは本州を含めてすべて島で構成されていることを考えれば、人々がそれぞれ違うように島々もそれぞれ個性があるのだと今更ながら気づかせてくれた素晴らしい旅でした。
院長 椋本美希

タイトルは少し長いですが「子育て・仕事・人間関係 つらいときは食事を変えよう」とう医師の溝口徹先生の書籍です。
溝口先生は日本初のオーソモレキュラー栄養療法クリニックを開設されています。
ですのでこの本はオーソモレキュラー療法の入門書です。
オーソモレキュラーとは簡単にいうと私たちの体を構成している約37兆の細胞に栄養をいきわたらせることで、その集合体であるヒトの体を健康にする療法です。
現代社会では炭水化物(糖質)を中心とした食事が蔓延しすぎていて、明らかにタンパク質や他の栄養素の不足が見受けられます。
特に女性はたんぱく質と鉄分、亜鉛の欠如が著しいといわれています。
「あなたの体は昨日までの食事でできている」という言葉があります。
体の不調、精神の不安定、花粉症、アレルギー、妊娠、発達障害などをご自身やご家族がお持ちで様々な病院で診てもらっても一向に改善しないという方にはぜひ一度お試しいただきたいと思います。
そして歯並びの悪さの原因に栄養不足も関係するといわれています。
いくら高価な矯正装置をつけて辛い日常を過ごしたり、面倒なトレーニングを頑張っても、栄養の足りない歯茎や口腔内では進み具合も違ってきますし、せっかく一時は完成にもっていけても後戻りしてしまう可能性があります。
また、これからお子様を考えている方には、ご自身の栄養いかんで赤ちゃんの栄養や成長が出生前におおよそ決まってしまうことも忘れてはなりません。
妊娠前の女性にこそオーソモレキュラーを実践して将来お子様が矯正治療やその他の疾患にかからなくて済む体創りを目指しましょう。
確かに肉や魚を中心に摂る食生活は経済的な負担も大きいイメージがありますが、歯並びが悪くて高額な矯正を強いられたり、ガンや糖尿病になるリスクを考えた場合、長い目で見ると決して高いと言い切れるものではないのでしょうか?
本書は漫画を用いていますのでたいへん読みやすく、私の伝えたいこともぎっしり詰まっていますので、是非ご一読ください!
院長 椋本美希