新型コロナウイルスの時期に歯科医院に行く意味
こんにちは!院長の椋本です。
本日は表題のとおり、今現在、 歯科医院に治療や検診に行くことの大切さ をお話ししたいと思います。
緊急事態宣言が奈良県にも出されて以降、何人かの患者様から新型コロナウイルスについてのご質門を受けました。
その中身は主に2つに分けられるもので、1つ目は
前者に関してましては、もともと歯科医院は肝炎の方やHIVキャリアの方が来られる可能性がある場所です。
もちろん、そういった方々は自身のキャリアを医療機関に伝える必要がありますが、残念ながら皆さんが100%申し出るとは限りませんし、中には自分がそういった病気にある事を承知していない方もいるかもしれません。
その為、当院では仮に全ての患者様がそういったキャリアやご病気をお持ちでも問題なく対応できるようにこの新型コロナウイルスの流行以前から、常に消毒、除菌、滅菌に関しては徹底的に行ってまいりました。
その結果、開設以来十数年、患者様とスタッフの間、患者様同士、スタッフ同士でインフルエンザも含めてあらゆる感染を防いでまいりました。
結果として間違いではなかったと自負しています。



本日は表題のとおり、今現在、 歯科医院に治療や検診に行くことの大切さ をお話ししたいと思います。
緊急事態宣言が奈良県にも出されて以降、何人かの患者様から新型コロナウイルスについてのご質門を受けました。
その中身は主に2つに分けられるもので、1つ目は
『歯科医院は感染のリスクはあるのか?』
というものと、2つ目は『治療や検診は数か月空けても大丈夫なのか?』
というものでした。前者に関してましては、もともと歯科医院は肝炎の方やHIVキャリアの方が来られる可能性がある場所です。
もちろん、そういった方々は自身のキャリアを医療機関に伝える必要がありますが、残念ながら皆さんが100%申し出るとは限りませんし、中には自分がそういった病気にある事を承知していない方もいるかもしれません。
その為、当院では仮に全ての患者様がそういったキャリアやご病気をお持ちでも問題なく対応できるようにこの新型コロナウイルスの流行以前から、常に消毒、除菌、滅菌に関しては徹底的に行ってまいりました。
その結果、開設以来十数年、患者様とスタッフの間、患者様同士、スタッフ同士でインフルエンザも含めてあらゆる感染を防いでまいりました。
結果として間違いではなかったと自負しています。
またもうひとつの、治療や検診を控えるべきか?という問いですが、
新型コロナウィルスや季節性のインフルエンザなどの感染症のリスクを下げる方法のひとつに『常に口腔内を清潔にし、虫歯や歯周病を治しておく』
事が歯科では常識になりつつあります。
インフルエンザウィルスを例にとると、細菌が繁殖している口腔内(清潔でないお口)にインフルエンザウィルスが入り込むと細菌とウィルスがくっつき細菌から毒素が出て炎症を起こします。ウィルスにとって格好の環境になるのです。

ある介護施設では歯磨きだけでなく、週1回歯科衛生士が歯のクリーニングをしたところ、
インフルエンザの発症が90%も減少した
報告がなされています。
また、NHKニュースでは、コロナ感染を不安に思い、歯科受診を控えると肺炎発症のリスクが高くなることが報道されています。↓↓↓
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新型コロナウイルスに感染する不安から、高齢者が歯科医の受診を控えるケースが相次いでいるとして、静岡県の歯科医師会は、口のケアがおろそかになると、誤えん性肺炎などのリスクが高まると注意を呼びかけています。
静岡市清水区の歯科医師、渡邉宏春さんは高齢者施設に専用の器具を持ち込んで、歯の衛生管理や入れ歯の調整などを行う訪問診療に取り組んでいます。
ふだんは20の施設を担当していますが、高齢者が新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいと、注意が呼びかけられるようになって以来、半数の施設から訪問の中止を求められたということです。
高齢者の中には、定期的に診察しないと食べ物をかめなくなり、栄養不足や、そのまま飲み込むことによる窒息のおそれがある人もいるということです。
渡邉さんは「面会をすべて断っていると言われることが多い。しかし、口くうの健康は命に関わる問題でもあり、何かあれば連絡をするよう伝えている」と話していました。
静岡県歯科医師会も口のケアがおろそかになると、誤えん性肺炎などのリスクが高まるとして、受診が必要かどうかを歯科医に相談するよう呼びかけています。
県歯科医師会の柳川忠廣会長は「かかりつけの歯科医がいちばんよく理解しているので、治療の継続や延期については自分で判断せず相談してほしい」と呼びかけています。
ふだんは20の施設を担当していますが、高齢者が新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすいと、注意が呼びかけられるようになって以来、半数の施設から訪問の中止を求められたということです。
高齢者の中には、定期的に診察しないと食べ物をかめなくなり、栄養不足や、そのまま飲み込むことによる窒息のおそれがある人もいるということです。
渡邉さんは「面会をすべて断っていると言われることが多い。しかし、口くうの健康は命に関わる問題でもあり、何かあれば連絡をするよう伝えている」と話していました。
静岡県歯科医師会も口のケアがおろそかになると、誤えん性肺炎などのリスクが高まるとして、受診が必要かどうかを歯科医に相談するよう呼びかけています。
県歯科医師会の柳川忠廣会長は「かかりつけの歯科医がいちばんよく理解しているので、治療の継続や延期については自分で判断せず相談してほしい」と呼びかけています。
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一部の報道などで『しばらくほおっておいても大丈夫』だとか『歯科医院は感染しやすい』という内容が伝えられています。
確かに一部、そういったクラスターを起こした歯科があるのは事実ですが、発熱をおして出勤や診療を続けた医院のみです。
それよりは
今は受診したくないという患者様のお気持ちは充分に承知しておりますので、無理にご来院を勧める事はありませんが、必要以上に怖がって還って感染リスクを高めることのないようにしたいものですね。口腔内に虫歯や歯周病をがあるにもかかわらず放置する方が感染のリスクが高くなると考えられています。
院長 椋本美希