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《ひとくちMEMO》

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少し前ですが、4月14日(日)京都で、子どもの咬合を考える会 第23回 特別講演会に衛生士の寺岡と参加してまいりました。
この日はあいにくの雨でしたが、会場には多くの方が参加され、北は北海道から南は九州までと遠方からの参加者も多くおられました。
講師は歯学博士でポール矯正歯科センター所長の各務 肇先生です。
70を超えるご年齢でしたが、なんとお一人で6時間もの講演をされました。
とてもパワフルな方で講演中は、時間が経つのも忘れてしまわれるほどで、途中に設けられている休憩でさえも「まだ話したいことがあるのに...」と言い、しぶしぶ休憩をとるといった具合でした。
前半の講演は、不正咬合が及ぼす悪影響や咬合と鼻呼吸の重要性をお話しされました。
各務先生は独自の矯正法をされますがベースは床矯正と一緒の様で、歯列のアーチを拡げ歯を並べていく方法です。
特に下の顎の歯列のアーチが広いことがとても大事で、下の歯列のアーチが狭いということは舌のお部屋が狭い、舌のお部屋が狭いということは舌の行き場がないということです。
そうなると行き場がなくなった舌は後ろ(喉の方向)に逃げていくのだそうです。
舌が喉の方へ行くと起こるのが口呼吸です。
口呼吸はアトピー、インフルエンザなど色々な病気の元になります。
歯列を拡げて舌のお部屋を広くすると口呼吸が改善されます。
加えて、咬合(噛みあわせ)が悪いと様々な不定愁訴につながるので、噛みあわせがとても重要だとお話しされていました。
当院でも歯列の並びと口呼吸と舌の正常な機能のためのトレーニングの重要さは患者様にお伝えしており、力を入れている部分ですので、今回深く学ぶことができて嬉しかったです。
お昼の休憩には、豪華なお弁当と飲み物が用意されていました^^

寺岡さんが食べる前に写真におさめてくれました。
後半の講演は、症例を用いてのお話でした。
どれも非抜歯矯正では難しそうなケースも先生独自の拡大装置と床装置とブラケットの矯正で見事に歯を並べられていて、最終の写真を見ると噛みあわせも綺麗に噛んだ状態になって素晴らしかったです。
当院でも床矯正を始め、違う方法でも非抜歯矯正を行っており、最終の咬合の状態は当院の院長と似ている部分もありました。
講演は先生の沢山の知識と経験に基づきとても理論的なお話で興味深いものでした。
独自の鋭い考え方で色々なことを学ぶことができました。
今後の診療で、矯正されている方やの知識や口呼吸や歯の機能への理解が深まったので活かしていきたいと思いました。
衛生士 井上優那

ゴールデンウィークはいかがおすごしでしたか?
私は院長と一緒にコアキッズ体操のセミナー(子供のための体幹トレーニングセミナー)に行ってきました。
歯科なのに体操??
と思われるかと思いますが、とても深く関係しているのです


美希デンタルクリニックでは、多くのお子様方にきていただいています。
そして特に矯正治療をしている患者様には姿勢や呼吸のトレーニングを受けて頂いています。
なぜなら日々の姿勢は歯並びに大きく関係しているからです。
トレーニングをしているなかで、口や舌のトレーニングだけではなく、身体の中心、「コア」の部分がとても重要なのではないかと思うようになり、そこで院長から紹介していただいたコアを鍛える体操のセミナーに参加して勉強することになりました。
今回の講師の先生は日本コアコンディショニング協会の掘上智生先生です。
人気のある先生で、すぐに予約が埋まってしまうため、かなり前から申し込みをし、当日楽しみに向かいました

セミナーの最初に、先生から「前屈してみてください」といわれ、いきなり私の苦手な前屈


普段の運動不足のせいか、指はまったく床につきません。
そのあと隣の人とじゃんけんをし、勝っても負けても「やったー!!」と大声を出す
そのあと前屈すると・・・・
なんてことでしょうw(゜o゜)w
なんと指がべったり床につくようになりました


びっくりです


大声をだすだけで、こんなにも変化するとは

広い意味でのコアとは体幹といわれるところ「胴体」のことで、ここでのコアとは身体の深部にあり腹腔壁を構成する筋群の事とのこと。
なんだか漠然と「腹筋??」と思っていましたが、さらにその奥の筋肉のことのようです。
大声を出すことでその奥の筋肉(インナーユニット)が動き、指がつくようになったのです。
なんだかすごい


そのあと、赤ちゃんが生まれてから歩くまでの発達の13段階について学習し、いかに1つ1つの段階が大事であるか改めて理解しました。
わが子のことを思い出し、後悔したり、安心したりしながら聞いていました。
今の子供の住環境は狭いマンションの部屋の事が多く、寝返りから立つまでのプロセスが早く、ハイハイや高這いといった期間がショートカットされたり短くなったりするため、その時期に発達しなければいけない機能が育たず、大きくなってから影響が出てしまうそうです。
そのあとはいよいよ「コアキッズ体操」の実践です。
この体操は、発育発達の過程に沿った体操で、良好な姿勢と安定した体を作ることができる体操です。
転がったり、ハイハイしたりと簡単な動きではありますが、真剣にやるとあちこち痛くなります。
3人組でお互い指導やフィードバックしながら覚えていきます。
これがなかなか難しい・・・
よりわかりやすく伝えるためには、どうしたらいいのか?
子供達に伝えるためには、どのような言葉を選ぶとよいのか?
真剣に考えながら、取り組みました。
先生を囲み飲みながら、参加者の皆さんと楽しく交流を深めセミナーの締めへ。
講師の掘上先生はお話が面白く、セミナーのなかでは聞ききれなかったお話がたくさん聞けて、とても楽しかったです!
いままでは歯科関係のセミナーがほとんどでしたが、違う分野の方たちと交流でき、新たな発見や歯科につながるお話、または歯科からの発信もでき、とても刺激を受けることができました。
今回のセミナーを受講し、身体のコアや足、足裏などがとても大切で、歯並びにも深く関係していることをあらためて感じました。
そして赤ちゃんの頃の発達の一つひとつの意味と重要性を感じました。
美希デンタルクリニックでは、トータルで考えていくクリニックです。
ただ歯を並べるだけでなく、呼吸や姿勢などお子様の健やかな成長をサポートしていきたいと考えています。
良い歯並びは0歳から!(マイナス2歳からがベストです。)
赤ちゃんからの指導(赤ちゃん歯科)もしておりますので、是非一度ご相談くださいませ。
初めての方には30分~50分の無料相談を設けておりますので、お気軽にご連絡ください。
歯科衛生士 寺岡明子
3月に入り、一気に春の気配を感じる季節となりましたね

まだまだインフルエンザや風邪が流行っているようですが、クリニックのスタッフは毎日の「あいうべ体操」と栄養を整えることで、元気に楽しく働いております。
3月4日の日曜日に大阪にて、宮阪乙美先生の「食育を通して口腔機能不全予防を充実させる」というセミナーに参加してまいりました。
当院では、食生活(栄養)についての大切さをいつも念頭におき、歯科からのアプローチをしております。
今回のセミナーはそんな毎日を送る私にとってとても興味深いものであり、事前に院長から宮阪先生の著書をお借りし読んでから臨みました。
宮阪先生は、歯科衛生士・食育指導士の資格を持ち、お二人のお子様を育てながらお仕事をなさり、後進の指導やセミナー開催など幅広くご活躍されています。
まさに私の目標となる尊敬する歯科衛生士さんです。






「家族全員が無理せず継続できる食生活」とのことでした。
近所のスーパーで手に入る食材で、無理なくできないと継続することはできないですよね・・・
納得です。
ただし、現代では食の決定権が子供のあることが多く、子供の好きなものや手軽な加工食品がふえているようです。
確かに忙しいご両親が毎日手作りで手のこんだ食事をつくるのは「無理」がでます。
ですが、切り方や少しの工夫で食事を通して口腔機能を育てる、お口を育てる食事に変えることができるのです。
<3つのまま>
おおきいまま
ながいまま
小さいものはまき、まき
食材が大きいと、前歯で「がぶりっ」となりますよね。
その前歯の刺激が顎を育て、唇やお顔の筋肉を動かすことでお口回りも育ちます、そしてよく噛むことも促すことができます。
キャベツも、煮るとかむ回数が約80回ですが、生のままだと約160回に
なんと2倍になるそうです!
よく噛むことで、顎や筋肉を使い消化をたすけ、さらには食中毒の予防にも効果があるそうです。
次に、赤ちゃんのお口の状態から離乳食の進め方、与え方などを詳しく教えて頂きました。
食事中の姿勢もかなり重要とのこと。
皆さんも食事中は足の裏がしっかり床についていますか?お水やお茶で流し込んでいませんか?
今一度ご確認ください。
その後は、先生が普段指導されているトレーニングや私達歯科従事者が気を付けるべきポイントなどを詳しく教えて頂きました。
途中、お水を飲んだり、おせんべいを食べたりする実習がありました。
歯科衛生士として正しい咀嚼、嚥下を理解することはとても重要で、じっくりお互いの観察をし、自分の機能が正しいのかの振り返りもしました。
今回のセミナーを通して、歯科衛生士は歯だけを見るのではなく、お口に関係する呼吸や食事、嚥下、発音に関しても学び、理解することが大切であることを再確認しました。
そして歯科衛生士の仕事の奥深さや、やりがいを感じることができました。
私たちは常に新しい情報を学び、皆様へ還元してまいります
美希デンタルクリニックは、赤ちゃん歯科なども取り入れておりますので、
「うちの子食べ方がなんか変」
「正しいお口に育ててあげたい」
などお感じの方は、ぜひ一度当院にお越しください。
一緒にお子さんにとって最善の方法を考え、アドバイスさせていただきます。
歯科衛生士 寺岡 明子

暦の上に春は立ちながら、厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は、『肉・卵・チーズをたっぷり食べて1年で50kg痩せました』という本を紹介させていただきます。
まず初めに、この本のタイトルを見たときに1年で?50kg?本当に?と驚きました。
著者である椎名マキさんの体験談を分かりやすくマンガで書かれています。
幼少期からぽっちゃり体型であったマキさんは、思春期に様々なダイエットに挑戦し、その度にリバウンドをしては体重の増加を繰り返すことにより、105kgになりました。
そんなマキさんは「健康」から遠ざかり、糖尿病を発症して、いつ合併症を起こしてもおかしくない危険な血液検査の結果から、入院することになりました。
その入院は「教育入院」と言われるもので、その間に食事や運動について徹底的にたたき込まれます。
2週間入院した結果、マキさんの身体は、体重も血液検査の結果も変化はありませんでした。
そんな矢先、「糖質制限」の本に出会います。
早速試されたマキさんの身体には、体重の減量、血糖値の安定と変化が見えました。
その結果、半年で体重は31kg減量したのですが、冷え性などの不定愁訴は改善されず、異常なまでの食に対する執着心をおかしいと思い、調べることで出会ったのが「MEC食」です。

②食べ物をひと口入れたら、箸を置いて30回よく噛んで食べる
この2つのルールを守った結果、マキさんは、数々の不定主訴は改善され、体重が合計50kg落ちた他、買い物へ行っても好きだった甘いものに見向きもしなくなり、心身の『健康』を手に入れました。
中でも印象に残っている所は、この本のタイトルでもある「MEC食」です!
MEC食は沖縄の渡辺信幸医師が考案した食事法で、たんぱく質と脂質をたっぷり摂取することで1日に必要な栄養素をコンプリートするというもの。
糖質を控える方針は糖質制限と基本的に同じですが、「MEC食」は食事の最初に肉・卵・チーズの3食材を食べることで十分な満腹感を得られるので、自然と「糖質を食べなくて済む」ようになります。
「MEC食」のポイントは2つのルールに加えて、
○食材選びは、とにかく「植物性より動物性」が基本!!
動物性のものの方が人体に必須の栄養素がより豊富かつ十分に含まれている
○加熱調理にオススメはラードとバター
○加熱しない場合には亜麻仁油と紫蘇油もO.K
マキさんの身体は、入院しても、カロリーコントロール、運動をしても、身体に変化は見られなかったにも関わらず、「MEC食」を取り入れることによって、「健康」になった。
また、世間では太るもとと懸念されがちな食材を身体が1番必要としていること。
これには、大変驚かされました。
私自身、栄養の勉強、食品の勉強をしてきた中、これまでの知識を覆された思いです。
年齢を重ねたから、多忙だからというのが原因で、疲れている、力が出ないというのも間違いであり、栄養不足が引き金になっていることを知りました。
私事ではあるのですが、現在、第三子を妊娠しています。
「二人目以降の妊娠は出産後に体重が戻らない」
「家事に加えて育児に追われて疲れている」
「やっぱり3人の相手は大変よ」
「大変さ3倍!喜び3倍!」
など、沢山のご意見をいただきます。
これらのご意見のほとんどが「MEC食」で改善できるのでは?と思うと、3人目が生まれた後も、母である私が家族の太陽であれる自信から、不安はありません。
私は家族、私を取り巻くすべての人に幸せを与えられるように、自分自身の心身の健康と寄り添っていくために、「MEC食」を取り入れていきたいと思います。
おおげさかもしれませんが、こちらの本に出会えたことで子育てなどの今後の不安が解消されました。
紹介して下さった院長に感謝いたします。
ありがとうございます。
皆様もよろしければ手に取ってくださいませ。
衛生士 中谷真弓



歯科衛生士の井栗です。
あけましておめでとうございます。
お正月の奈良県は気温こそ低かったですが、天気が良く清々しい新年でしたね

ですが、まだまだ寒い日が続いております。
風邪予防に『あいうべ体操』を頑張りましょう!
さて先日、今年はじめてのランチミーティングが行われました。
今回は私が初めての司会を務めさせていただきました。
初めての事で、また新年最初のミーティングでしたので、とても緊張しました。
司会デビューでドキドキしたランチミーティングの報告をさせていただきます。
①先月の業務報告
12月は、沢山の患者様にご来院していただきました。
当院で販売しているサプリメントも今月は購入してくださる方が多かったです。皆様のお口の健康はもちろん、全身の健康にも寄り添えるクリニックを今年もスタッフ一丸となって作りあげます。
わたくし自身も診療に携わり、多くの患者様と出会える機会が多く、これからも沢山の患者様とお会い出来るのを楽しみにしております。
②ヒヤリハット報告
診療中に気が付いたことまたは、改善すべき点について皆で情報共有しました。
重大なミスや事故を防ぐために、ヒヤッとした事やハッとした事を共有することはとても大切なことですので、必ず報告をする機会を設けています。

今回は、サプリの開発と製造をされている企業様より『栄養学セミナー』を行っていただきました。
私達のクリニックでは、最近ビタミンや鉄などのサプリメントを患者様に提案しております。
提案する、販売するにあたってもちろん勉強をしておりましたが改めて、サプリメントの会社の方から学ぶということでとても楽しみにしておりました。
冒頭、歯科でなぜサプリメントを扱うのかについて お話してくださいました。
まず、歯が失われる本数が増えると自然に食べるものが柔らかいものやすぐにエネルギーになるものになり、糖分が多くなってゆき、他の栄養素の摂取が少なくなっていきます。
そうすることで、更にお口の中の環境が悪くなっていってしまいます。
私達の身体はもちろん、歯も全ては私達が摂取した食べ物でできています。
しっかりとしたバランスの良い栄養をとるためにも歯を大切にし、また逆に歯を大切にするためにも様々な栄養を摂取していかなければならないということでした。
次に、私達の周りに沢山ある加工食品について のお話がありました。
私達の生活にも便利な加工食品、レトルトの食品や、チルドの食品。
味もとても美味しくて、最近では野菜などが多く入ったヘルシー思考の食品もスーパーなどで見かけます。
そういった食品の具材などは一度水煮(ブランチング)という加工をされているそうです。
水煮という工程をすることで、野菜などのミネラルがほとんど溶出してしまうそうです。
そして旨味がなくなった野菜は、化学調味料で補うそうです。
その話を聞いて、スタッフ全員が驚愕しました。
私も思わず目を見開いて聞いておりました。
便利な加工食品や安い外食は、3つの問題があるそうです。
①微生栄養素が欠乏している
②添加物が原因でミネラルの吸収が妨げられる
③塩分や糖分、脂肪の過剰摂取になる
ビタミンは、相互に働きあっていて私達の健康を保ってくれています。
バランスが大きく崩れると風邪や大きな病気をしてしまう可能性があるそうです。
ですから、やはりバランスの良い食事が1番だそうです。
そして、歯科に必要な栄養素についても教えていただきました。
①歯ぐきのコラーゲンは、『葉酸』、『ビタミンB6』、『ビタミンC』等
②歯は、『カルシウム』、『マグネシウム』、『ビタミンB』など
③歯ぐきの血管、粘膜は、『亜鉛』、『ベータカロテン』、『ビタミンE』など
ある程度私も知っていたと思っていたのですが沢山のビタミンやミネラルからできているのだと、改めて学ぶことができました。
私達の身体は、ビタミン、ミネラルなどの栄養素でできているのです。
最後に、サプリメントを患者様にお伝えするためにどういったアプローチをしていけばいいのかというアドバイスもしてくださりました。
患者様もスタッフもお互いに苦痛にならないアプローチを心がけていきたいと思いました。
今回の院内セミナーは、改めてビタミンやミネラルなどの栄養素がいかに私達の身体に大切なのか理解することができました。
患者様のお話をお聞きして、どのような食事をされているのか、その食事からどのような栄養素が不足しているのか、また、それらを食事で補うのかサプリで補うのかを一緒に考えて一緒に健康そして、健口になっていきたいと思っております。
今月もこのような良い学びを得られたミーティングに感謝したいです。
歯科衛生士 井栗あゆな
子どもたちみんなが子どもの歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)へ生え変わる時に理想的な歯並びになれば良いのですがなかなかきれいに並ばないことも多いと思います。
ステージ3:上下切歯交換期(6~9歳頃)
なぜならこのステージ3の後に交換期を迎える側方歯群では、それまで並んでいる乳歯(C、D、E)よりも新たに萌出してくる永久歯(3、4、5)のほうが歯冠幅径が小さいために、排列に余裕があるからです。この余裕は「リーウェイスペース」として知られています。そのため、それ以前の段階(つまりステージ3)で4前歯がきれいに排列していれば、その状態がそのまま維持されることが多いのです。
ステージ4:側方歯交換期(9~12歳頃)
ステージ5:第二大臼歯萌出期(11~13歳頃)
早期矯正治療の必要性について ~床矯正治療から八重歯矯正~
https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2017/01/post-1040.html







当院では妊婦さんや小さいお子様の食育指導をはじめ、歯育て講座、姿勢のトレーニングも行っております。(25分 3000円+税)
お子様の正しい口腔機能及び口腔そのものを育てていくためにも全身にも目を向けてサポートしていきたいと考えております。
今回、私は床矯正のベーシックコースに参加しました。
クリニックで矯正に関わるにあたって1番大切なセミナーだと、私は思っておりましたので楽しみにしつつ参加させていただきました。
これまでクリニックで矯正に関わることが多く、床矯正からブラケット等に関わってきましたが、しっかりとした知識に乏しく、不安な要素を持ちつつ診療に携わっていました。
もちろん、直接院長や先輩方の指導の中では臨床でしか知りえないこともたくさんありました。
それでも理論的な事は資料や書籍も読んでいたとはいえ、知識不足否めなかったからこそこのセミナーを待ちわびていたのです。
根本的に「床矯正とは」ということについて、また、床矯正をしていく上での注意するところ等を、改めて知識として理解することができる機会に参加することができて本当に嬉しかったです。
まず、最初に予防歯科とは何かから始まり、そこから歯並び論に発展し、最後に臨床の楽しさがあるという内容でした。
『なぜ?』ということを絶えず考えて患者さんと一緒に問題を解決していくことは、矯正治療だけでなく、日常の診療において、非常に大切だということを知りました。
矯正治療については、まず、2種類あり自分で正しく成長し、自分の力で治るバイオセラピーとメカニカルな矯正治療があり、「自分自身の力で治す」それこそが本来の治療で、床矯正やブラケットといった装置はあくまでも補助的なものということを知り、自分の考えが変わりました。
治療=装置、という考えが昔からあったので「だから、クリニックでは様々なトレーニング方法をお伝えして、ご自身の力で治してもらおうとしているんだ」と今更ですが、理解することができました。
単に床矯正をつけて治していくのではなく、そこにトレーニングや食育などが合さって初めてちゃんとした矯正治療といえるのだと思いました。
そして、床矯正を始めていく上でいつから始めたらいいのか、なぜ犬歯が生え変わる前(9才まで)に、第二次成長期までに終わらせるといいのか、あやふやだったのですが、そのことも理解することができました。
他にも、トレーニングに使う道具も名前は知っているけれどもどうやって実際使っているのだろう、と気になっていたものも詳しく説明してくださったので、トレーニングに入っていなくても「こういうのが、ありますよ」と患者さんに伝えていけたらいいなと思いました。
「床矯正治療は、私たち医療スタッフだけが必死になるものではなく、主役は患者さん、子どもたち自身です」という言葉がこのセミナーの本題だと思いました。
綺麗なよいお口の中になっていけるように、モチベーションの上げ方も含め、自分たちはどういったサポートをしていったらいいのかをこれから実践の場で患者様に寄り添いながら気づき、学んでいきたいと思いました。
今回は、とても充実したセミナーに参加することができて本当に嬉しかったです。
参加を勧めてくださった院長とスタッフみなさまに感謝いたします。
さて、当院では矯正治療の無料相談(50分)を随時おこなっております。
お子様やご自身の歯並びに不安や悩みをお持ちの方は遠慮なくご連絡頂けますようお願い致します。
歯科衛生士 井栗 あゆな