2023年6月アーカイブ
皆様こんにちは。
スマイルクリエーターの鈴木です。
夏至も過ぎ、今年も早いもので半分が終わろうとしていますね(;'∀')ビックリ
6月は梅雨の時期であり、低気圧で体調を崩される方もいらっしゃると思います。
そんな時こそたくさんタンパク質と食べて、低気圧なんて跳ね除けてしまいましょう!
私事ではありますが、最近除湿器を買いまして、家の心地よさに感動しております!
もっと早く買っておけばよかったー!カラッとしてるの気持ちいいー!!って感じです(笑)
さて、当院では今月もランチミーティングを行いましたので、ご報告させていただきます。
① 業務報告
先月のまとめ報告でも、初めて来てくださる方がとても多くいらっしゃいました。
またマスクも取れるようになり、何年かぶりにお越しになる方も多くなってきて、お久しぶりにお会いできた方もいらっしゃり、嬉しく思います(^^♪
② 勉強会
今月も院長先生に勉強会を開いていただきました。
今回は、「小児の低血糖症について」です。
低血糖症については、昨年11月や今年1月などのブログにも載せていますが、今回は低血糖症の中でも小児の低血糖症について詳しく見ていきます。
ご自身の周りのお子さんを思い浮かべてみて、こういう症状を持っている子はいませんか?
<こんなケース>
① 甘いものへの依存が強い
② 炭水化物が大好き、炭水化物ならよく食べる(好き嫌いが激しい)
③ レバーが苦手、牛肉の食べる頻度が少ない
④ 嘔吐反射(歯磨きの最中などにオエッっとなること)が強い
⑤ 乾燥肌やスプーンネイルがある
⑥ 怖がり(暗がり・幽霊など)
⑦ 歯科治療を極端に怖がる
⑧ 寝汗をかく、寝相がとても悪い、歯ぎしりをする
⑨ 朝食欲が無く、機嫌が悪い
⑩ ぐったりしている
「この子はそういう性格で~」、と思っている保護者の方々。
実はその子、低血糖症かもしれません!
低血糖症は子供の時に気づいてあげれば、その子が大人になった時とても楽になりますので、今一度、周りのお子さんの様子をチェックしてみてください。
また低血糖症になる子は出生体重が軽く、小柄だったという事が多いと思います。
しかし、子供の問題だけではなく、育った環境の影響をとても受けます。
例えば①の甘いものへの依存が強い。
これは身体の中でうまくエネルギーを作ることが出来ず、血糖値が下がってしまい、外から甘いものを摂取してなんとか血糖値を上げようとしているために、甘いものを求めます。
そして急速に血糖値が上がり、今度は上がった分下げようとする働きにより、また血糖値が下がり、また甘いものを求め・・・のループに陥ります(>_<)
このループを抜け出すためには、自分の身体の中でしっかりとエネルギーを作り出せるようにならなければなりません。
そこで大事なのが『鉄』です!
鉄に関しても以前のブログで何回か紹介させていただいていますが、ここでも重要になります。
鉄は人体には欠かせないスーパーマンですね(笑)
鉄があれば細胞の中でATPというエネルギーを作り出せるようになるので、だんだんと外から摂取する必要がなくなっていきます(*^_^*)
ですが、そもそもご家庭で牛肉やレバーが食卓に出てこないと、そりゃ子供は鉄不足になります。。。
自分が子供だった時に家でレバーなどが出てこなかった方は、自分の子供が生まれた時にも食べさせる習慣がないです。
そして鉄不足はどんどん受け継がれていってしまいます(-_-;
そして④嘔吐反射や⑤乾燥肌やスプーンネイルなどの症状が出てきてしまいます。
私の実家もレバーを食べる習慣がなく、今思うと鉄不足で嘔吐反射が強くなり、歯磨きがどんどん嫌いになり、なのにおやつは食べていて最終的には虫歯をたくさん作ってしまいました(苦笑)
その他の⑥怖がりや⑦歯科治療を極端に怖がるのも、低血糖の症状ですし、
⑧の寝汗をかく、寝相がとても悪い、歯ぎしりをするは、低血糖症の子供の3大特徴と言われています。
捕食を与え低血糖症を防ぐのはいいことですが、糖質は虫歯や歯周病の原因にもなりますので、もちろん与えすぎには要注意です。
(詳しくは、診療に来られた時に質問してくださいね。)
また今回は子供に注目してお話ししましたが、私たち大人も低血糖症の予防をしっかりして行きましょう(^^♪
これからも栄養の勉強を進めていきますので、またご報告させていただきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。また来月のブログでお会いしましょう!
スマイルクリエイター 鈴木