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歯の豆知識: 2015年12月アーカイブ

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こんにちは。気がつけば今年も残りわずかになりましたね。
なぜか、この季節になると気持ちが焦ります。
何に焦っているかは毎年分からないのですが、ソワソワする太渕です。

皆様、暖冬ではありますが冷える日々が続きます。
体調などに変化はございませんか?
私は、変わらず元気です。

さて、先日某ショッピングセンターのトイレに「くしゃみ」について書いてありました。
その内容は、くしゃみのスピードでした。
考えた事もない内容で、ついつい読みいってしまい長居してしまいましたよ(笑)

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問題です!
くしゃみをした際の唾液の飛ぶスピードはどれくらいでしょう?





答えは・・・時速320㎞程あります。
かなり早いですよね。
新幹線やフェラーリの最高速度と同じです。

瞬間的に手で押さえたとしても、おそらく間にあっていないでしょうね。
確実に周りの人に唾液が飛び散っているでしょう。
さらに、そんなスピードで体内から唾液が飛び出しているのですから、相当筋肉を使うことになりますし、喉への負担も大きくなります。
くしゃみをあまりしすぎると疲れるし、よけいにしんどくなる理由が分かりますね。

当院では、無料で顕微鏡にて歯周病菌の検査を行っております。
菌は唾液感染であり、その感染ルートの中にくしゃみがあります。
まわし食べやまわし飲みやキスで感染するのはイメージできるかと思いますが、くしゃみは比較的皆様に驚かれることが多いのです。
私も唾液が飛ぶのがくしゃみですし、たしかに感染しそうだな...くらいで考えていましたので驚かれる皆様の気持ちが分かりました。
しかし、家族やパートナーとの間柄での距離で時速300㎞以上のスピードの唾液が飛んでくるとなると確かに立派な感染ルートだと改めて納得できます。
家族で誰かが風邪を引けば、咳やくしゃみで家族間に風邪が感染していくのも納得できます。

くしゃみはとっさに出ることもありますが、やはり原因はあります。
鼻に侵入した異物が粘膜に取りついた時、それを追い出そうとする反射という本能的な防御反応です。
何から防御するかというと、アレルギーや風邪の菌などですよね。
基本的にアレルギー反応や風邪でくしゃみは出ますよね。
そのアレルギーや風邪にも原因があるのですよね。

その一つが呼吸法です。
しっかり口を閉じて鼻呼吸ができるようになれば、その症状は軽減されます。
もちろん、歯周病菌を含め、他人に何かを感染させるリスクは低くなります。
案外、鼻呼吸していると思っても、口呼吸になっていることが多いのです。
しっかり鼻呼吸できるように予防の体操をしてください。

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「あいうべ体操」です。
何度か紹介させてもらっているかと思いますが、簡単に出来て健康になる体操ですよ。
私たちも毎朝、朝礼で行っております。

身体が起こす反応を自らコントロールすることはなかなか難しいです。
ですので、その反応が極力起こらないように自己管理を行うことぐらいは出来そうですよね。

今回、ちょっと立ち寄ったトイレの雑学コラムのくしゃみのスピードという観点から、唾液での感染の怖さや、その症状を軽減させるために自分でできる予防策があることを改めて認識できました。
「あいうべ体操」
騙されたと思って皆様のこの冬から行って下さいね。

スマイルクリエータ 太渕 亜弥

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~参考ブログ~

きれいな顔をつくるために♪

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/09/post-845.html

 

口呼吸していませんか? 口呼吸より鼻呼吸‼

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2014/08/s.html

 

姿勢を正しましょう!!~姿勢のトレーニング~

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/11/post-743.html

 

免疫を高めて病気をなおす 口の体操『あいうべ』

https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/08/post-718.html


 

●f5gggg●56565622img_staff_hamazaki.jpgこんにちは。衛生士の濱崎です。
今年もいよいよ残すところ1ヶ月となりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
2015年の目標は達成できたでしょうか?
私は、まだまだ目標に届かない点もありましたので来年に向けて少しでも近づいていきたいと思っています。

さて、今回は「歯科衛生士」という本で学んだブラッシング習慣についてお話したいと思います。

777sfffesee.png3~12歳の生活習慣は生涯のベースとなります。
3~5歳の幼児期後半は、生活行動が徐々に「自立」して言語理解も進む為、自分のしている行動の目的や意味が少しずつ分かってくるようになる時期です。
また6~12歳の学童期には、さらに精神発達が進み、行動の目的や意味の理解も高まり、自己コントロール能力も獲得し、自分の行動を「自律」する事が出来るようになってくる重要な時期となります。
そこで、正しいブラッシングが習慣化できなければ生涯にわたる歯・口の健康作りに繋げる事が出来ません。

そこで、習慣づけの為の2つのポイント。
・発達に合わせてブラッシング方法を子どもに伝える。
・発見・気付きを与える事。


3~5歳は親御様の協力でブラッシング習慣をつけましょう。
乳歯が生え揃い、噛み合わせが安定してくる時期です。
食後、子どもに歯磨きをさせて親御様はお子様が磨きにくい部位を仕上げ磨きしてあげて下さい。

6~7歳はブラッシングの関心を高めてあげて下さい。
6歳前後になると6歳臼歯(永久歯)が生えてきますので、一本ブラシで磨く事を教えてあげて下さい。

8~10歳は歯並びに応じたブラッシングを教えてあげて下さい。
乳歯から永久歯に生え変わる時期となり、歯磨きが大変難しくなります。
歯科医院にて、歯科医、衛生士より歯磨きの方法を子ども自身に伝えてもらって下さい。
歯科医・衛生士は、この時期になると永久歯の隣接したところに出来たむし歯がないか、歯肉炎がないか確認しておりますので定期的な検診をお勧め致します。

11~12歳はブラッシングを自己管理させてあげて下さい
12歳臼歯が生えてくる時期となります。
この時期も6歳臼歯と同様、一本ブラシでしっかり磨く事が大切です。
また、すでに永久歯が完成している事が多い為、仕上げ磨きだけでなく、自分の責任でブラッシングをする事が大切になってきます。

私自身はまだ結婚もしていないので、子育てに関しては日々仕事の中で担当させていただいている親御様方に教えて頂く事ばかりです。

衛生士としては、もちろん歯が1番大切ですが、子育て中のお母様というのは日々生活をしている中で、もちろん歯の事以外でも大変忙しいかとは思います。

ご自身の出来る範囲でお子様のブラッシング習慣と向き合ってもらえればと思います。

また、今はむし歯がなくても糖分を多く含んだ食生活により、急にむし歯になってしまう事もあります。

むし歯になる前に定期的な歯科検診をお勧め致します。

当院では、お子様の定期検診の際、汚れている部分の染め出しをして自分でも磨けるようブラッシング指導を行い、無料で虫歯リスクの検査をしております。

(参考ブログ;虫歯リスクの検査~歯の健康のために~https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2012/02/post-546.html )


是非、一度お子様とご来院下さいませ。
お待ちしております。

衛生士  濱崎 美帆

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こんにちは!いよいよクリスマスシーズン真っ盛りですね♪
衛生士の榎本です。
クリニックでもディスプレイはどのお部屋もクリスマス一色です(^_^)。
エントランスも夜には素敵なイルミネーションが光っています☆
(今年のクリニックのお庭のトナカイさんは去年より一回り小さく、結果にコミットしていますよ~(笑))

さて、私が今回紹介します本は、「月刊 歯科衛生士」です。
専門書になりますので、歯そのもの話題になりそうですが、実はそうではありません!

ジュースやお酢を常飲することによる「酸蝕歯」や、「糖尿病」や「認知症」などの「病気」と歯科の関係など、色々な最新の情報を毎月読むことができます!
こうして考えると、「歯科=日常生活」で、毎日の生活に歯科はかなり深く関わっていることがわかります。

最新の12月号では、残っている歯の数と認知症の関係や、残っている歯が少なくても入れ歯を入れていると転倒する確率が減るなど、目からウロコな情報や、意外なところでの歯との関係や、日常生活にかかわる知識が満載でした。
このように、歯科関係者だけが楽しめる話題以外にも、普段読む情報誌のひとつとしても楽しめるぐらい、解りやすく書かれています。

美希デンタルクリニックでは、衛生士はもちろん、全てのスタッフが情報の共有も兼ねて回し読みしています。
毎月購読するためにとってくださる院長にも改めて感謝です!
これからも知識を増やしてゲストの皆様にどんどんお伝えしてまいります(^_^)。

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来年2016年も美希デンタルクリニックをよろしくお願いいたします!

衛生士 榎本まりこ

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maim★ghh_staff_shida.jpgこんにちは。歯科医師の信田です。
今年の冬は暖かいので油断していましたが、一気に寒くなってきましたね。
皆さまお変わりないでしょうか?
毎年ならこの時期には風邪をひいてる私ですが、今年は家族全員風邪知らずで元気です。
このまま年末まで体調壊さず頑張りたいと思います。

fafaffpg565.jpgさて皆さまは魅力的な笑顔と言われるとどんな笑顔を想像しますか?
女優さんや映画スターなどを思い浮かべるのではないでしょうか?
私個人としては上戸彩さんや、ハリウッド女優ではジェシカ・アルバさんの笑顔が大好きです。

周りをパッと明るくさせてくれるような素敵な笑顔です。
でも、もし口元に自信がなかったら、なかなか思い切り笑えないですよね?
ハリウッドのスター達はどうぞ見てください!とばかりに口元を見せて笑っています。
どのような口元が魅力的な笑顔を作ってくれるのでしょうか

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1スマイルライン
歯科の審美的な治療では、スマイルラインを重視しています。
スマイルラインとは、笑った時に見える下唇のラインと上顎の前歯の先端を横に結んだラインのことをいいます。
このラインが下に向かってきれいに弓なりになっているのが理想的とされています。
スマイルラインが緩やかな弧を描くほど女性的な魅力が高まり、水平でまっすぐなほど男性的な印象になります。
この歯並びは世界的に好まれる歯並びです。
ハリウッドのスター達の笑顔はみんなこれに当てはまっていて、ハリウッドスマイルと呼ばれています。

2リップライン
笑った時に上唇が作るラインをリップラインといいます。
笑った時にリップラインと歯茎のラインが一致してみえないか、1~2㎜歯茎が見える状態が理想的とされています。

3口角を上げる
笑った時に上唇と下唇のつなぎ目である両側の口角を上げることできれいな笑顔になります。
口角が下がっていると、老けて見えたり、冷たいイメージになってしまいます。

4顔貌に対して左右対称である
顔の真ん中と左右中切歯の中央が一致すること。
そして口角までの距離が同じで、その間に見える歯の数が同じであると左右対称に見えます。

5歯の色
やはり歯の色は白いほうが相手に与える印象は良くなります。
白のイメージは清潔、さわやか、純真、無垢などで結婚式でも白い色が好まれます。

皆さまの笑顔はどうでしょうか?
割りばし.jpg565.jpg
ご自身でも鏡を見ながら簡単にスマイルトレーニングはできます。
1まず割りばしを口にくわえながら「い」の口をしてください。
2割りばしよりも上の位置まで口角を引き上げます。
3割りばしを引き抜いて、口角を上げたままの状態でで30秒キープしてください。
これを繰り返し行ってみてください。
鏡を見ながら左右均等に口角が上がっているかどうかもチェックしてみてくださいね。
そして口の周りや頬の筋肉をしっかり使って口角や頬を上がりやすくするためには、あいうべ体操もおすすめです。
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口の周りにはたくさんの表情筋があるので、あいうべ体操をしてしっかり表情筋をトレーニングしてみてください。

歯の色、形や歯並びは人それぞれに合った個性や好みもあると思います。
当院では、患者様に応じた様々な治療方法がございますので、魅力的な口元を手に入れたい方はぜひお気軽にご相談にいらしてくださいね。
人の笑顔は、健康にも心にも良い効果をがあると言われています。
皆さまが自信をもって笑顔になれるお手伝いをしたいと思います。

歯科医師 信田麻耶
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★●P1160913.JPG5656.jpgこんにちは☆スマイルクリエーターの窪田です。
先日 11月 21日は臨時休診とさせていただき、静岡県にあるこども矯正歯科クリニックへ見学に行ってまいりました☆
私は初めての他院見学でしたが、本当に勉強になることばかりで連れて行って下さった院長に感謝いたします (*^^*)

こども矯正歯科クリニックでは筋機能矯正装置を使用して口腔機能を正しくする矯正治療が行われています。
筋機能矯正装置とは ...
歯並びを良くするための 3つのポイントと言われている【鼻呼吸・舌を正しい位置へ・嚥下】を改善し、改善された筋肉によって歯と顎の矯正を可能にしてくれる装置の事です。
上記にもございます通り、決して装置そのものが歯並びを良くしているわけではなく、舌や頬の筋肉を改善することによって歯並びが綺麗になり、口腔機能が正常となるのです。

筋機能矯正装置をより効果的に使用するため、子ども矯正歯科クリニックでは、その手助けとなるトレーニングが実施されています。

当院でもトレーニングを行っている為、トレーニング見学では効果向上のヒントが沢山隠されており、私たちは真剣そのもの☆
トレーニング担当者は「なぜ舌がスポットにないといけないのか」「姿勢を正すことでどのような効果が見受けられるのか」等当事者であるお子様や親御様に分かりやすく伝えた上で、本人のやる気をどんどん引き出しておられました (*^^*)

★●P1160822.JPG2.jpg大切なポイントは全てのトレーニング項目をこなすのではなく、定めたゴールに適したトレーニングを提供すること★
こども矯正歯科クリニックでは、教育することを徹底しておられますが、決して厳しく指導するわけではなく、本人のやる気をうまく引き出すべく、無理のない範囲内で楽しみながらトレーニングを進めることで効果が歴然となって現れることを認識させておられます。
自身の頑張りで口腔機能を改善させることができるという事は、日常生活においても根気強さとやり遂げる力に繋がるという気付きにも繋がるかもしれませんね (*^_^*)

トレーニングや治療を見学した後は院長や衛生士による質疑応答タイムを経てランチタイムへ\ (^o^)/
今回見学へ行かせて頂いた中で、個人的にはこのランチタイムが一番充実しておりました ☆
(決して出てきた親子丼がとっても美味しかったからという理由ではありません笑)
診療中にはお伺いすることのできなかった質問にお答えいただいたり、クリニック全員が診療内容等共通理解するために取り組んでいることなどをお伺いしたりと本当に沢山の心に響くお話をして頂きました。

1人のスキルが高いのではなく、 1人 1人の力が合わさり同じ目標へ向かって歩むことで全体のスキルが高くなることがいかに大切か、実際にこども矯正歯科クリニックで働く皆様の動きやお話を見聞きして改めて感じることが出来ました。

私はまだ当院に勤めて 1年足らずではございますが、今回の見学を通して私自身が今すべきことを見直せたような気がします。
まずは【基礎をしっかり習得して基盤をつくる】こと。
どんなに立派な建物も基礎がしっかりしていなければいつか倒れてしまいます。
上乗せは基礎が出来てからでも十分間に合います。
日々の診療の中で先輩方の知識量の多さに全く追いつくことが出来ずに焦ってしまうこともありましたが、今一度私はまだ原点に立っているに過ぎないことを理解し、焦らずきちんとした知識と基盤を身に着けていきたいと感じることが出来ました。
この機会を頂けたことに改めて感謝したいと思います (^-^)

なお、こども矯正歯科クリニックで学んだ内容が早速当院のトレーニングでも実施されています★
口腔機能を改善して美しい歯並び、顔だちを手に入れるべく、皆様是非ご来院くださいませ (*^_^*)

スマイルクリエーター 窪田伶香
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