歯の豆知識: 2015年10月アーカイブ
最近は冷え込みますが、皆様体調はいかがでしょうか?
風邪を引きやすい季節ですのでお気をつけ下さいませ。
さて、私はお休みを頂きベトナムへ行って参りました。
今まで海外には何回か行った事があるのですが、ベトナムは初めての国で、私の大嫌いなパクチーがあらゆる食べ物に入っていたり、朝から野良犬三匹に追いかけられたり、親切な人だと思いきや、お金を取られそうになったり、、と初日から散々な事がありましたが、都市であるハノイは世界遺産が多く、綺麗な建物も多かったです。
そこで、ギリシャ旅行の際の窪田さんに続き、私もベトナムの歯科事情を調べてみました。
ベトナムでは、まだ「予防」という概念がなく、昔の日本の歯科事情と同様、悪くなったら歯医者へ行くというのが主流だそうです。
かつての日本でも、高度経済成長の頃より共働きが増え、インスタント食品が登場し、親の帰りを待ちながらそれらを食べる鍵っ子の増加など食生活をはじめとする生活習慣の大きな変化がありました。
あれから何十年も経って、当時受けた治療をやり直さなければならなくなり、幼少時や働きざかりの頃に歯を悪くした人たちは今になって入れ歯に悩まされるなどその弊害は 今も続いています。
ベトナムも今そのような道をなぞろうとしているのですが、そこで、日本人のある女性のドクターがベトナムの現状を知り、「日本人が高度経済成長に伴う生活環境変化の結果として味わった『歯の苦労』をベトナム人には味わってほしくない」という思いから予防歯科をベトナムに持ち込むべく開院されているみたいです。
是非見学に行ってみたい!!と思ったのですが残念ながら今回は場所がすごく遠く、行けませんでした(;_;)
せっかく予防歯科が主流となっている日本に住んでいるにも関わらず、最近歯医者に行ってないな~と思われる方がいらっしゃいましたら是非当院へ一歩足をお運び下さい。
生涯ご自身の歯で健康に過ごせるよう、私はこの日本の地で皆様のお手伝いが出来ればと思っております。
衛生士 濱崎 美帆