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歯の豆知識: 2017年10月アーカイブ

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すっかり風が冷たい季節になり、10月も台風と共に終わって行きましたね。
気温の振り幅が大きいため、皆様体調管理には気をつけてくださいませ。
私は、変わらず元気にしています。
スマイルクリエーターの太渕です。

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さて、一つ目の台風到来の週末、大阪で開催されました「床矯正研究会」のセミナーに信田先生と一緒に参加してきました。
台風という悪天候にも関わらず、たくさんの方が参加され盛大なセミナーでした。

当院でも床矯正に取り組みはじめかなり経ち、根付いてきたこともあり、私自身の知識もようやくセミナーに追い付くようになりました。

毎日、床矯正のカウンセリングや治療に携わらせて頂いいるため、症例検討会の内容が理解でき、非常に楽しかったです。

後半は福岡県にあります、はなだ歯科クリニックの花田真也院長より「歯科医院に保育園を併設した理由」についてお話してくださりました。

歯並びは理由があって悪くなります。
一才半の健診では遅いため、赤ちゃんの時期からアプローチしたいと花田先生は考え、「よし! 保育園作っちゃおう!」と歯科医院に併設したそうです。

首が座るまでに必要な姿勢や抱っこの仕方の講座を開き、基本姿勢を守る事から口腔の悪い癖が付かないように指導している そうです。

正しい呼吸・姿勢・嚥下・食べ方を最初から獲得すれば、矯正治療は必要なくなるのでは?という、花田先生の思いから開催されている講座だと感じました。

当院でも口腔内の悪習癖や、身体の悪い癖を改善するためにトレーニングを行っていますが、なかなか赤ちゃんから親子で行う環境が万全とは言えません。
「保育園」という環境から歯科の目線で、健康の財産になる歯並びを獲得できる花田先生の取り組みは、とても素晴らしく興味いっぱいの内容でした。

日本各地から参加されていたと思いますし、症例検討会をしてくださった床矯正研究会主幹の鈴木設矢先生も、花田先生も台風の影響で帰路が危ぶまれるため、足早にセミナーが進み解散となりましたが、その中で分かりやすく丁寧にセミナーを開催してくださり、本当にありがたく思いました。
日々自分たちがしている事の確かめや、新しい発見がたくさんあり、有意義な1日になりました。
参加させて頂いた院長にも、本当に感謝です。

当院に来てくださるお子様やお母様に、学んだ知識をお伝えできるよう日々精進していきます。
どんな些細な事でも構いませんので、お子様のお口の事を相談してくださいね。
全力でお手伝い致します!

スマイルクリエータ 太渕亜弥
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1g1u32u1123☆fl1★1gggg★8989888img_staff1_kubota.jpgこんにちは☆スマイルクリエーターの窪田です。
さて、本日は人間の3大栄養素「タンパク質」「脂質」「炭水化物」の中のタンパク質についてお話しさせていただきます。
当院でも患者様にタンパク質摂取の重要性を日々お伝えしていますが、ではなぜタンパク質がそれほど重要なのか皆様ご存知でしょうか。

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そもそもタンパク質とは?
タンパク質とは、アミノ酸の集合体のことをいいます。
一概にタンパク質と言ってもその種類は、約10万種あるといわれています。
そしてそのどれもが、わずか20種類のアミノ酸の順序や組合せの違いによってつくられているのです。

 
このうち体内で合成できない9種類(トリプトファン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジン)を「必須アミノ酸」と呼び、これらは食事から摂らなければならないアミノ酸です。

実は私たちの身体は水分を除くと、その半分がタンパク質でできています。
タンパク質は筋肉のみならず、内臓や脳など体のあらゆる組織をつくり、ホルモンや酵素、免疫物質をもつくりだしてくれているのです。
しかしタンパク質は脂肪のように体内に貯めることができません。
逆ならいいのに...絶望ですよね( ;∀;)笑

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では、そのタンパク質、不足するとどのようなことが起こるでしょうか。
まず、タンパク質不足=筋肉量減退を思い浮かべる方も多いかと存じます。
筋肉が減ると基礎代謝が低下し、脂肪も燃焼しにくくなります。
特に女性はダイエットを意識される方が多く見られますが、ダイエット等による食事制限は栄養素の不足に繋がります。

特にタンパク質は体のエネルギー源としても使われているので、不足すると筋肉を分解してエネルギーを得るようになってしまいます。
タンパク質は、血液や筋肉を作る大切な栄養成分のため、普段よりも多めに摂取することが大切なのです。


また、タンパク質が不足すると抵抗力を弱め、感染症にかかりやすくなるのみならず、ストレスもタンパク質の消耗、免疫機能低下に繋がります。
さらに、タンパク質は神経伝達物質の合成を促す働きもあるため、不足すると脳の働きを鈍らせて記憶力や思考力が低下する他、うつ病の症状を引き起こすなど精神的にも不安定になると言われています。

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続いては女性必見!!タンパク質不足が引き起こす事態として、まず髪の毛が傷みます。
髪の毛の主成分は約90%がケラチンというタンパク質から成っていますので、これが不足するとダメージヘアのみならず抜け毛に悩まされてしまいます。
綺麗な髪質を保つためには、含硫アミノ酸を含む動物性タンパク質や大豆をしっかり摂ることが大切なのです。
髪のダメージだけではありません。
お肌のハリを保つコラーゲンの構成もタンパク質から成っていますので、タンパク質の不足は肌荒れの原因になります( ノД`)シクシク...
触れたくなるぷるぷるお肌にはタンパク質が必須なのです。

タンパク質は、筋肉や臓器など身体を構成する最も重要な成分で、酵素・ホルモン・免疫抗体などの原料にもなります。
常に体内で分解と合成を繰り返して絶え間なく消費されているのですが、年齢を重ねるとともにタンパク質の合成能力は低下していきます。

タンパク質が含まれる食品.jpgkj.jpgでは、タンパク質はどのような食品に含まれているのでしょうか。
タンパク質を含む食品は、動物性(肉類、魚類、乳製品類)と植物性(穀類、豆類など)に分類されています。
動物性タンパク質はアミノ酸バランスに優れており、栄養価が高いことで知られていますが、脂質やコレステロールが高いことでも認識されています。
植物性タンパク質でいうと、大豆は特にアミノ酸バランスに優れた食品です。

1日に必要なタンパク質を摂取するには、お肉400g、卵3つが必要と言われています。
中々毎日それだけの量を摂取することは難しいですよね。

当院では栄養素をまんべんなく取り入れるために、日々の食生活に加えてプロテインやサプリメントのアドバイスも行っております。

是非皆様今一度ご自身の食生活を見直してみてください。

ご不明な点や日々の生活の中でご不安なことがございましたら、いつでも当院にて相談を承っていますので、是非一度ご相談にいらしてくださいね(^▽^)/

 

スマイルクリエーター 窪田伶香



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