> > 歯並びと食事: 2015年6月アーカイブ

歯並びと食事: 2015年6月アーカイブ

imghh_staff_shida.jpg33.jpgこんにちは。歯科医師の信田です
梅雨に入って少し肌寒い日もありますが皆様お変わりないでしょうか?

今回はお米についてお話したいと思います。
私たちの食生活の中でとても身近な存在のお米ですが、最近ではお米をほとんど食べない方も増えているそうです。
確かに、パン派の方やラーメン、パスタなどの麺類が大好きな方などいろいろいらっしゃいますね。
前回お話させていただいた朝食についても、お米、パン、シリアルなどいろいろな選択肢があると思います。
aaaaaaffjpg.jpg私もやはり時間がない時はパンが楽だな~と思いますし、ついつい甘いパンを食べることもあります。
でもやはりお米は美味しくて大好きですし、お米を食べていると体の調子も良いので、私の場合はほとんど毎食お米を食べています。
朝の忙しいときでも、子供にはおにぎりを握ってできるだけお米を食べさせています。

●aaaatttc.gif
近年、家計におけるお米の購入費が減少し続けて、ついにはパンの購入費がお米を上回ったそうです。
日本人の主食はお米です!とは言いがたい状況ですね。
お米の消費量の減少は日本の国内自給率の減少にもつながっています。
輸入に頼って、日本の農業がますます衰退していくのではないかと不安になってしまいます。
そして世界でも評価の高い和食はお米なしには語ることができません。
和食にパンは合いませんよね・・・。
日本の食文化を大切にしていくうえでもお米の魅力について考えてみたいと思います。

お米の良いところは
 粒で食べるので太りにくい
でんぷんを体内に吸収するためには、サイズが小さくなるよう噛んだり消化液で分解することが必要なのですが、小麦を粉状にして加工してから作られたパンや麺は、分解がとても容易です。
お米は粒なのでパンや麺類に比べると、消化吸収に時間がかかるので腹持ちが良くなります。
aaaattt.jpg
でんぷんを体脂肪の合成と蓄積にかえるインスリンの分泌刺激が粒で食べるほうが少ないので、血糖値の上昇も緩やかになります。
糖尿病や肥満予防にも効果的です。
またお米にはミネラル、ビタミンも豊富に含まれています。

 「粒」だから、噛む回数が増える
そして、粒のままお米を食べるということは、パンや麺よりも噛む回数が自然と多くなり、食事の満足度アップにつながります。
唾液がたくさん出て、噛む事による健康効果が得られます。

 お米は、食品添加物が使用されていない
お米を食べる際の加工は、水を加えて吸収させ、加熱して炊くことのみです。
中華めんには「かんすい」という食品添加物が麺のコシを高めたり色調をよくするために使用されています。
パンの場合は、小麦粉に塩・バター・砂糖・乳製品が加えられ、自然と脂質やカロリーが多くなりがちです。
市販のパンとなると、これらに加えショートニング・ソルビトール・増粘剤・酢酸 Na ・ pH 調整剤など多くの食品添加物が使用されています。
パンに限らず私たちの食生活は食品添加物なしには成り立たないものですが、1日3回の主食をお米中心にすることで、生涯で摂取する食品添加物の量を大幅に減らすことができれば良いですね。

 食べ合わせが良い
パンはマーガリンやバター、ジャムなどをつけて食べることが多く、また合うおかずもソ-セージやベーコン、オムレツ、ムニエルなど脂質が多くなりがちです。
お米は淡白な味を特徴とするので、どんな食材、どんな調理とも組み合わせることができ、和食・洋食・中華のいずれにも主食となります。
お米と相性の良い和食のおかずは低カロリーで脂質の摂取を抑えることもできます。
納豆・魚・おみそ汁など一緒に食べれば栄養バランスも良くなります。
和の食材や調味料は、健康効果の高いものが多く、世界でも注目を集めています。

主食に何を食べるのかということは、毎日のことなので積み重なっていくと体への影響も大きいですよね。
お米を食べることは体にも良いですし、日本の食文化を大切にしていくことにつながっていると思います。
これからもお米中心の生活を心がけ、また皆様にもお伝えしていけたらと思います。

歯科医師 信田麻耶
             contact.PNG

畿地方も梅雨入りし、暑さ落ち着いた反面、じめじめしてきましたが、おかわりないでしょうか。
衛生士の榎本です。
我が家の子供たちは、春の運動会もおわり、まだまだ先の夏休みを首をながーくして待っている今日この頃です(--;)。

honnn.jpg

さて今回は、当院でもご紹介している、
管理栄養士の幕内秀夫先生が書かれている「じょうぶな子供をつくる基本食」の本のお話をさせていただきます。
お子さまに、好き嫌いはありませんか?
「食事」をしっかり食べてくれますか?
むらがあったり、食事にかける時間が長かったり、しませんか?
もし、何か「食事」に関する悩みがあれば、「食事以外」のことにも目を向けることをおすすめいたします。

例えば、、、
1、おやつを食べていませんか?
2、食事中TVをつけていませんか?
3、ジュースを飲んでいませんか?
4、外遊びをしていますか?

1→おやつでカロリーをとってしまい、お腹いっぱいの可能性が高いです。
2→食事に集中できていない
3→ジュースだけでもカロリーをとってしまい、お腹いっぱいの可能性が高いです。
4→しっかり動けばちゃんとお腹がすきます。
もし当てはまる項目があれば、思い出してみてください(^_^)

幕内先生は、おやつは、四回目の食事として考えていらっしゃいます。
究極のおやつは、「おにぎり」と「水」とおっしゃっています。
我が家の子供たちは、常に家の中でも、外でも動き回っています(--;)。
わが家の子供たちは「食べる」ことより「しつけ」が必要不可欠です(笑)。

DSC_1491.jpg6666 666.jpg
少し話は逸れますが、我が家では、外遊びの一環として、私の今年の目標でもある、「マラソン」に家族で参加しています(^_^)
マラソンといっても2~5キロの間ですが(--;)。
そして、マラソンに行くときには、おにぎりを持っていっています。
マラソン前後のおにぎりは格別で最高のごちそうです!
飲み物も、イオン飲料ではなく、持参するのは「麦茶」のみです。
わが家の子供たちは、運がよければエイドに設置されている一杯のイオン飲料のために走っているのかも知れません(笑)。
そして、家族皆で体を動かし、家族皆でごはんを食べて、実に究極に幸せな時間を過ごしています☆
今年はまだまだマラソンチャレンジしますよ~(^_^)

じょうぶな子供を育てるには、子供以上にじょうぶな母になります(^_^)

衛生士  榎本 まりこ
             contact.PNG

このアーカイブについて

このページには、2015年6月以降に書かれたブログ記事のうち歯並びと食事カテゴリに属しているものが含まれています。

次のアーカイブは歯並びと食事: 2015年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

あなたのキレイを応援します。お気軽にご相談ください。TEL:0120-08-0461