インプラントオペの1回法と2回法の違い

皆さんこんにちは。
美希デンタルクリニックです。

インプラント治療には、必ずインプラントオペと呼ばれる外科手術が伴います。

これはブリッジや入れ歯治療との大きな違いですね。

人工歯根であるフィクスチャーを顎の骨に埋め込む必要があるため、特別な処置を施すこととなります。

そんなインプラントオペには、1回法と2回法の2種類があることをご存知でしょうか?

 

手術を2回行う「2回法」

 

インプラントオペの2回法とは、その名の通り2回の手術を実施する方法です。

1回目を1次手術(埋入手術)と呼び、顎の骨に穴を開けて、インプラントを埋入します。

手術に伴って切開した歯茎は一度縫合して、数か月間、インプラントが骨と結合するのを待ちます。

インプラントが骨に生着したら、2回目の手術である2次手術を行い、ヒーリングカラーと呼ばれる装置を装着して、歯茎の形を整えていきます。

その後、アバットメントと上部構造を装着することで治療が完了します。

 

1回の手術で治療が完結する「1回法」

 

1回法もその名の通り、1回の手術を行う治療法です。

インプラントを顎の骨に埋入し、歯茎を縫合せずに骨との生着を待ちます。

数か月後にアバットメントと上部構造を装着して治療は完結します。

 

2回法が主流?

 

インプラントオペは、手術を1回で終わらせることのできる1回法の方が良い印象を受けますが、今現在、主流となっているのは2回法です。

なぜなら、2回法であれば骨の状態が必ずしも良くなくても、手術を実施することができるからです。

一方、1回法を実施するには、患者さまの骨の状態が良好であることはもちろんのこと、歯科医師の高い技術力も必要となります。

 

まとめ

 

このように、インプラントオペの1回法2回法にはわかりやすい違いがあり、それぞれのメリット・デメリットも異なりますので、どちらが最適な治療法なのかはケースバイケースといえます。

ですので、さらに詳しく知りたい方はぜひ当院までご相談ください。インプラント治療の担当医がわかりやすくご説明させていただきます。