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「薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法」を読んで

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こんにちは、歯科衛生士の井上です。
 
新聞、テレビでは連日世界中のコロナウイルスの情報とオリンピックの話題で持ちきりですね。
早期の終息を願わずにはいられません。 

また、最近の気温の寒暖差に驚いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
体調を崩しがちになります。
新型コロナウイルスに感染しないためにも予防対策には万全を期してくださいませ。
 
前回の寺岡さんの「ケーキの切れない非行少年達」のブログ、とても衝撃的な内容でしたね。
内容はこちら↓
普通の人とはまるで異なる感覚で生きていることが認知・理解されないがために、社会に馴染めず、生きづらさを感じ、非行に走ってしまった子たちが少なくないということ。
 
ブログを読んで、そういった子供たちがいることを理解し支援していきたいとを感じました。
 
なので今回は、藤川徳美先生 著 薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法という本をご紹介したいと思います。
 
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昨今、色々なメディアで「10人に1人は発達障害」とうたわれているそうです。

そんなに多いの?と思いましたが、
 
発達障害といわれている自閉症、言語障害、情緒障害、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)の患者の総数は現在約20万人にも上り、2006年と2016年の時期を比べて、数は約5~12倍に増えているのだそうです。
 
これでは確かに10人に1人が発達障害とうたわれてもおかしくありません。 

発達障害のお子さんでも優れた才能を発揮する子たちもいますが、
やはり、脳の発達が普通の子どもと違うために人との関わり合いや学習面での理解が追い付かないことにお子さんは「生きづらさ」親御さんは「育てにくさ」を感じているようです。
 
藤川先生は著書の中で、
 
お子様の行動で
・じっとしていられない
・極端な偏食がある(もしくは食が細い)
・疲れやすい
・風邪をひきやすい
・いつも何かにもたれたり、すぐ横になりたがる
・姿勢が悪い(体感がしっかりしていない)
・乳児期に首のすわりや歩行が遅かった
・言葉が遅い 

あてはまるものがあれば栄養不足の可能性があると書かれています。
 
藤川先生はこの本で、上記の症状と発達障害は栄養療法を行うと改善すると記されています。

発達障害の原因は栄養不足。 
とくにタンパク質と鉄が足りていません。
 
しかし今の時代は、おやつにお菓子にジュース、パンにパスタ、ご飯にうどんなどの糖質は毎食というような糖質過多になりやすい時代です。
 
もしお母さんが糖質過多、タンパク・鉄不足の食事であれば、もちろんそのお子さんも糖質過多、タンパク・鉄不足です。

そしてもし、妊娠中のお母さんが糖質過多であったり、鉄不足であれば、当然おなかにいる赤ちゃんに充分な栄養がいきわたりません。

なので、生まれてきたお子さんはすでにタンパク・鉄不足なので、必然的に栄養不足からの発達障害になる可能性は高くなるのです。
 
当院では、口の中の状態改善のために大体の患者様へ、お食事の問診を行っておりますが、
糖質過多な食生活をされている方が多いなという印象を受けます。

お食事のお話などさせて頂くと、えっ?これも糖質だったの?!と知らず知らずに糖質を多くとっていることに驚かれます。
 
この本を読んでからは栄養の改善は、口だけに限らずお子様の健やかな成長のためにも とても大事なことだと気づかされました。
 
この本は、発達障害のお子さんのためだけの本ではなく、本の内容を実践すれば普通の子は優秀に、優秀な子はさらに優秀な子にワンランクアップできる内容になっています!

ぜひお子さんがいらっしゃる親御様、手に取ってみて下さいませ! 

歯科衛生士 井上優那

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このページは、miki-dentalが2020年3月31日 19:49に書いたブログ記事です。

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