インビザライン矯正で失敗しないために!知っておきたい8つのポイント
皆さんこんにちは。
奈良市の美希デンタルクリニックです。
矯正歯科の中でも特に注目度の高いマウスピース矯正のひとつであるインビザライン矯正ですが、最近では多くの方に知っていただけています。
しかしインビザライン矯正は、自分でマウスピースを取り外しながら行う矯正ですので、しっかりとポイントを知っておかなければうまく歯を動かすことができません。
その結果、矯正終了までに時間がかかってしまいます。
インビザライン矯正をスムーズに行うためには、どんなポイントがあるのでしょうか。
歯を動かすのは、マウスピースの力によるものです。
マウスピースを装着しておく時間が長ければ長いほど予定通りに歯が動きやすくなります。
1日の装着時間が20時間以上になるように、食事と歯磨き以外はマウスピース装着をしておきましょう。
マウスピースを外して食事をし、再びマウスピースを装着しますが、その際の歯磨きがとても重要になります。
マウスピースを装着すると、歯がマウスピースで覆われてしまいます。
普段は唾液の力で洗い流される汚れも、ぴったりと歯にくっついてしまうのです。
プラーク(歯垢)がマウスピースによって、歯に付着したままの状態になれば、むし歯のリスクが高くなってしまうことはイメージできますよね。
歯磨きは、歯ブラシ以外にデンタルフロスや歯間ブラシを併用してしっかり磨きましょう。
外出先などでどうしても歯が磨けない場合は、うがいだけでもしておきましょう。
マウスピースは外すたびに、洗浄が必要です。
洗浄方法は、指もしくは柔らかい歯ブラシでの水洗いです。
雑菌が気になるからと言って、熱湯消毒をするとマウスピースが
変形してしまうことがあります。
どうしても気になる方は、マウスピース専用の洗浄剤がありますので週に1~2回
の使用をおすすめします。
歯と歯の間を少しヤスリのようなもので磨いて、スペースを確保し、歯を効果に動かす「IPR」という作業があります。
ヤスリで磨く聞くと、いいイメージはないかもしれませんが、1本の歯につき約0.3㎜程度で必要な本数しか行いません。
この作業が、計画通りに歯を動かすサポートをしてくれるのです。
また、歯が動くスペースがあることで抜糸をせずに矯正をする事が可能になります。
歯を動かし、マウスピースを保持する役割としてアタッチメントと呼ばれる装置があります。
歯にポッチのような物をつけるのですが、歯と
同じ色をしているので目立ちにくいです。
きちんと診断通りの場所に着けていることで、歯をスムーズに動かします。
歯の並びによっては、上のマウスピースと下のマウスピースにゴムをかける事があります。
マウスピースを着け外しする度に、自分でゴムかけする必要がありますので、忘れたりサボったりすると矯正期間が延びてしまう場合があります。
ゴムをしっかりかけることで計画通りに歯が動きしっかりと並んできます。
マウスピースを紛失した場合は、すぐに歯科医院に連絡をしましょう。
食事のたびに取り外すため、飲食店に置き忘れてしまうことがよくあるようです。外したらケースに入れるようにしましょう。
失くしてしまったら、歯の状態によっては次のステージのマウスピースを装着できることもありますが、もし交換用のマウスピースが必要になった場合、交換用ができあがるまでは紛失した1つ前のマウスピースを使用します。
使用中マウスピースの1つ前のマウスピースは、捨てずに持っておいてください。
矯正治療は、決して安い金額ではありません。
だからこそ、計画通りに歯を動かしてきちんと治したいですよね。
マウスピースの使用方法や「こんな時はどうしたらいいの?」という小さな疑問もあるかと思います。
それらはもちろん、自分の歯がどんな段階なのかなどをきちんと説明してくれる歯科医院を選びましょう。
美希デンタルクリニックは、全て個室形式の診療室となっております。
少しでもお口に関する不安や悩みがある方は、遠慮なくご相談ください。