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お子様の歯並びは大丈夫でしょうか?

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こんにちは。歯科医師の信田です。GWは楽しく過ごされましたか?四月から新生活をされていた方は少し長めのお休みでほっと一息つかれたのではないでしょうか?

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さて今回は子どもの歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)へ生え変わる時の歯並びについてお話したいと思います。
 
皆さまは理想的な大人の歯(永久歯)の歯並びの状態はおわかりでしょうか?
 
①正面観(前から見た時)
・正中(上下の歯の真ん中)が一致している。
・上の歯が下の歯を2㎜ほど覆っている。
 
②咬合面観(かみ合わせの面を上と下から見た時)
・上下の歯列ともにUの字でアーチ状の形状になっている。
 
③側方面観(横から見た時)
・奥歯は、上下の歯が1歯対2歯で相互に噛み合っている。

子どもたちみんなが子どもの歯(乳歯)から大人の歯(永久歯)へ生え変わる時に理想的な歯並びになれば良いのですがなかなかきれいに並ばないことも多いと思います。
ではどうして歯並びが悪くなってしまうのでしょうか?

歯並びが悪くなってしまう原因として
①顎の発育不足によるスペース不足⇒40%
②口腔習癖・体癖⇒40%
③遺伝的な問題や位置異常⇒20%
があります。
顎の発育不足は成長期に顎を拡大することでスペースを確保し、また口の周りの筋肉を正しく整えていくことできれいな歯並びへと導いていくことができます。
指しゃぶりや舌癖、口唇の巻き込み癖などの口腔習癖、口呼吸、頬杖や姿勢などの体癖などは見つけ次第取り除いていけるよう対応していく必要があります。
それでは子供の歯から大人の歯に変わっていく過程の中でどのようなところに注意して見ていけばよいかお伝えしたいと思います。
 
 
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ステージ1:乳歯列期(2~6歳頃)
・上下乳切歯が接触する。
 
・上の歯が下の歯を少し覆っている。
(反対咬合:下の歯が上の歯より前にある、過蓋咬合:上の歯に覆われて下の歯が見えない開咬:上の歯と下の歯がかみ合っていない⇒かみ合わせに問題があります)
 
・正中(上の歯と下の歯の真ん中)が一致する。
 
歯間空隙(すきっ歯)がある。
乳歯と乳歯の間に隙間(約4ミリ)がないと乳歯よりも大きい永久歯の生えてくるスペースは確実に足りないと言えます!
この時期から顎を広げたり、習癖を取り除いていく必要があります。
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ステージ2:第一大臼歯萌出期(5~7歳頃)
・E(第二乳臼歯)の後方に6(第一大臼歯)が萌出する。
 
・捻転がない。
永久歯の臼歯で最初に萌出してくるのが6(第一大臼歯)です。
6が近心傾斜し、前方のEにぶつかって萌出しなかったり、Eの歯根を吸収して萌出してくることもあります。エックス線写真を撮影して確認する必要があります。



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ステージ3:上下切歯交換期(6~9歳頃)
・上下切歯が接触する。
 
・上の歯が下の歯を少し覆っている。
 
・正中が一致する。
 
乳犬歯が残存する。
 
捻転や叢生がない。
この時期に正常な状態にしておかなければ、そのままの状態で永久歯列が完成してしまうことがほとんどです。最も大切な時期と言えます。つまりこの時期の正常像を目指すことが、将来の永久歯列が正常咬合になる近道となります。
 
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なぜならこのステージ3の後に交換期を迎える側方歯群では、それまで並んでいる乳歯(C、D、E)よりも新たに萌出してくる永久歯(3、4、5)のほうが歯冠幅径が小さいために、排列に余裕があるからです。この余裕は「リーウェイスペース」として知られています。そのため、それ以前の段階(つまりステージ3)で4前歯がきれいに排列していれば、その状態がそのまま維持されることが多いのです。
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ステージ4:側方歯交換期(9~12歳頃)
・前歯に叢生がない。
・リーウェイスペースが残っている。
・萌出遅延歯がない。
犬歯が萌出する時期に前歯が乱れていないかを見ていく必要があります。



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ステージ5:第二大臼歯萌出期(11~13歳頃)
・正中が一致する。
・捻転や叢生がない。
側方面観では鋏状咬合になっていないことも重要です!

お子様の歯並びの治療を進めていくうえで、どの時点で歯並びの異常に気付いてアプローチしていくのかもとても大切になってきます。
早い段階で治療を始めれば、短い期間で、費用もかからずにきれいな歯並びに導いていくことができます。
上下切歯のみの歯並び(ステージ3まで)の治療であれば比較的スムーズに治療は進んでいきますが、9歳頃の犬歯が生え変わる時期(ステージ4)になってくると装置の形も複雑になり時間も費用もかかってきてしまいます。
当院ではお子様の歯の生え変わりの時期、状態によってそれぞれに合った矯正治療のプランがあります。

・乳歯列期(永久歯が生えてくるまで:5~6歳)6歳までに治療
筋機能矯正装置(T4K)のみで終了できる可能性が高い。装置1個
筋機能矯正装置について⇒https://www.miki-dental.info/mrc.html

・永久歯前歯が上下合計8本以下(6~9歳)9歳までに治療
床矯正装置1~3個+筋機能矯正装置   装置2~4個
床矯正装置について⇒https://www.miki-dental.info/noextraction.html

・10歳~12歳
床矯正装置1~4個+ブラケット矯正上下顎+筋機能矯正装置
マルチブラケット矯正について⇒https://www.miki-dental.info/ortho.html

お母様は是非参考にしてお子様の歯並びを見てあげてくださいね。そしてお子様の歯並びが気になる方は矯正の無料相談を受けていただくことをおすすめいたします。
 
また当院では定期健診に通われているお子様に対して虫歯にならないようにだけではなく、歯並びに関してもサポートしていきたいと思っておりますので是非定期健診にもおこしくださいね。

歯科医師 信田麻耶
 
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早期矯正治療の必要性について ~床矯正治療から八重歯矯正~

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このページは、miki-dentalが2017年12月 4日 11:21に書いたブログ記事です。

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