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2017年7月アーカイブ

血糖値スパイク

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img_staff_mukumoto.jpgみなさんこんにちは!
院長の椋本です。

さて、今月の読書感想ですが、今回は同じテーマを題材にした2冊の本を取り上げたいと思います。
「血糖値スパイクが心の不調を引き起こす」と「血糖値スパイクから身を守れ!」の2冊です。
どちらもタイトルに記載があるように「血糖値スパイク」に関する書籍です。

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このブログをご覧になられている方々の中には「血糖値」という言葉はご存知でも「血糖値スパイク」という言葉はあまり耳慣れてらっしゃらないのではないでしょうか?

「血糖値」はご存知のように血液中の糖の値を示すもので糖尿病の診断に広く使われている血液検査値です。
またこれの過去1~2か月程度の平均値を示すものとしてHbA1c(ヘモグロビン エー ワン シー)も知られています。

一方で「血糖値スパイク」とは血糖値が食後に急激に上がる状態の事を指します。
以前は食後高血糖と呼ばれていたものとほぼ同義ですが、「スパイク=刺す」という文字通り刺激的な表現にすることで血糖値は空腹時血糖で充分と考えていた層に大きく認知されることになりました。
特に「~身を守れ!」は血糖値スパイクの特集を組んだNHKスペシャルの取材班が発行しているもので放送当時(2016年10月)の反響も記載があり興味深いものとなっています。

一般的な健康診断に用いられる「空腹時血糖値」だけでは正直、糖代謝の異常はわかりません。
空腹時で血糖値が126mg/dl以上の方はそれだけで糖尿病と認定される一方、それ以外の方は「境界型や正常」とされていまうからです。

本当に危険なのは空腹時にはたいして血糖値が高くないにもかかわらず、食後30分から2時間ぐらいで急激に数値があがる食後高血糖=血糖値スパイクです。
血糖値は食後に上がることは広く知られていますが、正常な糖代謝の方ならばどんなに上がっても140を超えることはほぼありません。
しかしながら隠れ糖尿病、境界型の方の中には空腹時が正常でも食後に血糖値が200を超えることもあります。

理想は、何を食べても「血糖一直線」

※何を食べても血糖一直線である真の健常人は、全体5%しかいません。

日々スパイクを起こして血管を傷つけていくことで早晩、糖尿病になるのはもちろん、心筋梗塞や脳梗塞、がんや認知症の罹患率が高くなってしまいます。
また「~心の不調を引き起こす」の方ではそれらに加えてイライラやうつなどの心の病の原因にもなりうると書かれています。

甘い食物が簡単に口にできてしまう現代で糖分をなるべく採らずにするのは、強い心と正しい知識が必要であると痛感させられました。
もちろんこれらを未然に防ぐ食事の採り方や日常生活で充分可能な運動の方法なども記述があります。
ぜひ、皆さんも面倒がらずに一度食後の血糖値を医療機関で測定してみてくださいね。

当院でも歯科医院ではありますが血糖値の測定も可能ですのでお気軽にご相談ください。

糖尿病は、血管病です。とても恐ろしい病気です。

虫歯と同じ!!発症してからではなく、発症する前に未然に防ぐことが重要なのです。

院長 椋本美希

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