『1日1分 仕事のお守り』を読んで

すっかり秋めいて、過ごしやすい季節になりましたね。
我が家では、夏に植えたプチトマトやすずなりブロッコリーがすくすく育ち、実を付けています。
先日、娘達と一緒に、新たにほうれん草と小松菜の種も蒔きましたよ♪
今年は高温多雨により、野菜の値段が上がっているので、収穫が待ち遠しい今日この頃です。
さて、今回は、シルバーウィークに読みました『1日1分 仕事のお守り』という本の感想を書かせていただきたいと思います。
私自身、長い専業主婦期間を経ての仕事復帰をして2年が経ちましたが、社会とつながり、その中で働く日々において、多くの責任ややりがいを感じることができます。
しかし、もちろん良い状況ばかりではなく、時には落ち込んだり迷ったり、不安になることもあり、その都度自分の中で少しでも成長できる方向へ進めるよう考えることを心掛けています。
数日前から久しぶりに風邪を引いてしまい、体調管理が悪かったのかと反省していたのですが、風邪とは、なにかしらが偏り疲れた部分の故障であって、その機会に上手く休息することでより弾力のある体へと変化できると、たまたま本の中に書かれてあり、少し救われる思いがしました (^^;
この本には、ページをめくる度に小さなお守り言葉が書かれていて、それぞれのプラス思考に刺激をもらい、楽しみながら読み進めることができるようになっています。
同時に、日頃の不調を整えてくれるヒントもたくさんもらえました。
この2年間、仕事と家事、子育てに励む日々で、家事を億劫に感じることも多々ありましたが、そのことについても本の中で触れられています。
そもそも家事という作業は知的、肉体的な活動であって、果敢な決断と実行の連続である。
家事における発想力や判断力は仕事に通じることも多く、家事を通しても効率的な仕事の仕方を身に付けることができると思うことでお荷物に感じなくなるのだ...と。
そんなこと言われたら、家事の手抜きが出来なくなってしまいそうですが...笑
何事も考えようですね。
そして、私が一番考えさせられたことは、「言いたいこと」と「伝えること」は、別物であるということです。
「相手が必要としていること」と「自分が伝えたいこと」との間に開きがあると自分の伝えたいことは相手に届きません。
相手との関わりの中で、また会話の中で、どこに相手のチェーンがあるのかを感じる力を養っていかなければならないと感じました。
また、生きていると、誰しも辛いことや傷つくことがあるでしょう。
でも、そういったことを少し別の角度から捉える余裕を持つことを意識し、ある程度楽観するたくましさを身にまとう...。
そんな生き方をしたいと思いました。
不幸なままであることも、幸運のままであることもないのですから。
調子のよい時にはおごらず、失意の時にはくじけず、日々継続して懸命に働くことが大切であると思います。
健康や運命も、自分自身の心ひとつの置きどころであると思います。
この本に並ぶお守り言葉を栄養にして、今ある場所を大切に思い、今ある恵みに感謝してこれからも過ごしていきたいと感じることができました。
皆様も、心の持ち様を少し変えてみたりしながら、笑顔溢れる毎日を創られてみてはいかがでしょうか?
衛生士 伊東 奈美