レントゲン撮影について

こんにちは、衛生士の中谷です♪
今年もいよいよ残りわずかとなり、街中はクリスマスムード一色ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はチームメンバーと大阪城で行われたサンタランに参加したり、保育園のクリスマス会に参加したりとクリスマスムードを満喫しています♪
さて、今回はレントゲン撮影のお話をさせていただきます。
歯科では、治療開始前や治療中の必要に応じてレントゲン撮影で検査を行います。
レントゲン撮影は、歯や歯の根、歯を支える骨の状態などの情報を得ることができます。
これは診断、治療方針の決定、治療経過の確認のために必要な検査です。
レントゲン撮影と聞くと、どこか不安に感じられる方がいらっしゃると思います。

放射線の測定にはSv(シーベルト)という単位を用います。
日本は1年間で平均1.5mSv、ブラジルは1年間で平均10mSvの自然放射線が観測されるそうです。
ブラジルの住民が他の国と比べて、特別に健康に問題があるというデータはありません。
ちなみに東京からニューヨークまで飛行機で移動した場合0.2mSvの放射線をあびることになるようです。
当院ではデジタルレントゲンの機械を導入しています。
それによって被曝量が従来の約1/4以下になりました。
歯科の小さいデンタルレントゲンで1回約0.002mSv、口腔全体が写るパノラマでも約0.01mSvです。

よって、歯科で使用する放射線の量は身体に影響が出るといわれている量よりもはるかに少ない量を使用しています。
そして、必要な場所のみに必要最小限の放射線量で問題を見つけ正しい診断が下せるように検査を行っています。
安心して検査を受けてくださいませ。
最後に、皆様が楽しいクリスマスと良い年をお迎えになれますようお祈りいたします。
衛生士 中谷真弓