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床矯正セミナーに行ってきました

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こんにちは。歯科医師の信田です。
一気に冬に突入しましたが皆様お変わりないでしょうか?

先日クリニックの7周年パーティがありました。
今回は7周年ということで七色のレインボーローズを院長よりみんなへプレゼントしていただきました。
昨年は6周年の6にかけてロックグラスをいただき、今年は何かな~☆といろいろ想像していましたが、期待以上の素敵なプレゼントありがとうございました♪
早速家で飾らせていただきました☆

さて今回は11月に衛生士の中谷さん、榎本さん、濱崎さんと一緒に受講した床矯正セミナーのお話をしたいと思います。

※参考ブログ:床矯正「症例検討会」を受講して



以前、ベーシックコースを受講した時よりもさらに症例を中心とした内容となっており、鈴木先生がメインでお話してくださいました。
以前にも増して分厚い資料をいただき、午前午後とみっちり勉強してまいりました。

床矯正については今までのブログでも説明があると思いますが、今回私は床矯正治療を始める時期についてお話したいと思います。
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床矯正の開始時期はいつでも一緒というわけではありません。
開始時期によって治療期間や使用する装置の数、治療費用も変わってきます。

歯の萌出時期
乳歯列期、混合歯列前期、混合歯列後期、永久歯列期

成長期

子供たちの精神的状態、社会環境→モチベーション(自我の芽生え)
この三つが深く関わってきます。
特に犬歯が生えてくる時期がとても大事なポイントとなります。
犬歯の平均萌出時期は男の子で10歳、女の子で9歳半となっています。
犬歯が生えてくる前の混合歯列期前期までの治療の対象は前歯部のみになり、前の歯4本がしっかり並ぶようにするだけで済みます。
つまり短い治療期間や少ない装置の数で治療を終える可能性が高いです。
そして犬歯萌出前に治療を終えると、第二次成長期の顎の成長を利用することができます。
また自我が芽生える前なら、親のやる気だけで治せます。
第二次成長期に入って、反抗期を迎えると親のやる気だけでは治療は進みません。
本人のやる気も関わってきます。
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しかし、特に12歳からは子供たちを取り巻く環境も変わってきます。
受験や塾、英語、クラブなど装置を入れられない理由がたくさん出てくるからです。
なんと12歳前後の治療開始のお子様は1/4が途中で 脱落してしまいます。
その上犬歯が生えてくると装置も不安定になるので、ますます治療が進みにくい状態となってしまいます。
なので犬歯が生えてくる前の混同歯列前期(9歳半~10歳)までに治療を終わらせておくことがとても大切になってきます。

お子様の年齢が6~7歳ならば犬歯が生えてくるまでに約3年間は治療期間があります。
8歳ならば2年弱が簡単に治療できる期間となります。
お母様はお子様の仕上げ磨きをする時期がお子様のお口に関心のある時期かと思います。
この時期を逃さず、しっかりお子様のお口を見てほしいと思います。

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鈴木先生は混合歯列前期までの歯列不正ならば「風邪」を引いた程度ですが、犬歯が生えて混合歯列後期に入ってしまうと「風邪」から「肺炎」のレベルまで進んでしまった状態だと何度もおっしゃっていました。
犬歯が生えてくる前の「風邪」の状態での早期治療が望ましいと思います。

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・乳歯が隙間なく並んでいないでしょうか?→永久歯の方が乳歯より大きいのでこのままではきれいに並ばない可能性があります。
・乳歯の歯並びががたがた(叢生)になっていないでしょうか?→乳歯の叢生は1%しかないので歯列不正になる可能性が高いです。


当院では一家族様、50分の矯正の無料相談を行っていますので、もし何かございましたらぜひ早めにご相談ください。

歯科医師 信田麻耶
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このページは、miki-dentalが2014年12月 6日 20:30に書いたブログ記事です。

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