充実の夏季休暇★
スマイルクリエーターの方森です。
あっという間にお盆の時期も過ぎ、夏の風物詩・蝉の声もだんだんと聞こえなくなってまいりました。
小学生の頃、蝉は6~7年もの間、暗い土の中での地下生活の後に、やっとの思いで太陽の光を見ることが出来、そしてその後長くて、2週間程しか生きられないのだと知った時、ものすごく衝撃を受けました。
それまでは怖いしうるさいなぁとしか思ってなかった気持ちが、光が降り注ぐ地上生活!めいっぱい鳴いてめいっぱい生きてね!!と思えた事を、毎年思い出します。
そんな夏も、いよいよ終わりに近づいてまいりました。
皆様はどんなお盆をお過ごしになりましたか?
たくさんの思い出話をお聞かせ頂けると嬉しいです。

当院は、8月15日~19日までの5日間休業させて頂いておりましたので、その間、和歌山県の古座という所にございます主人の実家へと帰省しておりました。
奈良にもたくさんの緑がありますが、実家の周りにはもっとたくさんの山と海、そして川がありとてもリフレッシュ出来ます。
主人の祖父母は父方・母方共に90歳を目前にしていながら、病気ひとつする事なく、自分の歯で食事をし、とても元気にしています。
祖母と、そのご近所のおばあちゃんとの、今度町の役員を決めないとアカンのよと言う会話の中で、
祖母「あの子は若いから次はあの子やねえ」
ご近所の方「何歳やったかいな?」
祖母「83やよ」
ご近所の方「そりゃあ若いわなあ~」
私「......!!!」83歳で若手!!
横で会話を聞いていた私の衝撃...。
それくらい町のみんなが元気で長生きなのです。
おばあちゃんにとっては、私なんてヨチヨチ歩きの赤ちゃんなんだろうなあと、驚きと共にとてもあたたかい気持ちになりました。
元気で長生きできる事の幸せを、帰省すると必ず感じる事が出来ます。
ちょうど私たちの親の世代から、徐々に食生活の欧米化が進み、それに伴ってか、近頃芸能界でも60歳前後の方が亡くなられるニュースをよく目にするようになりました。
食生活だけが原因ではないと思いますが、やはり本来日本人の身体に合うものは洋食でなく和食であるのだろうと思います。
コンビニへ行くのも車で数十分、ファーストフード店なんて数時間かかるという環境の中で、日々和食中心、地元で獲れた新鮮な魚をお刺身や干物にして食べ、町のみんなが寄り添いながら、助け合いながら生活している祖父母の様子を見ていて、やはり食というものは寿命をも左右するのだなあと考えさせられます。
長くなりましたが、祖父母の自宅に大きく飾ってある書物を、最後に記載させて頂きます。【長寿の心得】
60歳でお迎えの来た時は、只今留守と云え
70歳でお迎えの来た時は、まだまだ早いと云え
80歳でお迎えが来た時は、なんのまだまだ役に立つと云え
90歳でお迎えが来た時は、そう急がずともよいと云え
100歳でお迎えが来た時は、頃を見てボツボツ行くと云え
皆さまも、この心得にあるように長くて太い豊かな人生を送れますように、当院では食の入り口である、お口の最適な環境作りのお手伝いをさせて頂きます。
そしてクリニックの成長と共に、長寿を目指してゆけたら幸いです。
スマイルクリエーター 方森麻紗子