熱中症と食育
こんにちは
衛生士の濱崎です。
熱中症が怖い季節になりました。
熱中症と共に、この季節に怖いのが「むし歯」なのです。
体内の水分がなくなると、水分で作られている唾液が少なくなり、唾液によるお口の中の自浄作用が少なくなってしまいます。
その為、お口の中は汚れがそのままの状態になった上に、暑いからとアイスを食べているとむし歯のリスクはグーンと上がってしまいます
予防としては、第一に「水分補給」です。
なるべくお茶や水などの水分をこまめにとるようにして下さい。
スポーツドリンクをこまめに摂取する事はむし歯リスクが大幅に上がりますのでオススメではありませんが、どうしてもの際には、スポーツドリンクを飲んだ後にお茶か水を飲むようにして下さい。
参考ブログ;飲み物について https://www.miki-dental.info/miki-dental-staff-voice/2013/07/post-704.html
そうすることにより、糖分がお口の中に残る事を少しでも防ぐ事が出来ます。
そして、次に「暑さに負けない身体作り」が大切です。
夏野菜には、水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、身体にこもった熱を身体の中からクールダウンしてくれます。
そこで、2種類の夏野菜の効果を調べてみました。

まず「キュウリ」には、夏場、汗をかいて不足しがちな水分とカリウムが多く含まれています。
次に「トマト」には、抗酸化作用のあるビタミンAとCがたっぷり入っています。ビタミンEと一緒に取ることでより強力な抗酸化作用が期待できるので、ビタミンEが豊富なオリーブオイルを使って調理するのがベストだそうです。
夏場は、紫外線や暑さのストレスなどにより活性酸素のダメージを受けやすい季節です。
抗酸化作用のある野菜をとって内側からサビにくい身体作りに働きかけます。
今日紹介したキュウリや、トマトはそのままでも食べられる野菜なのでおやつにもピッタリです。
ぜひ、夏のおやつにはアイスではなく、体作りも出来る「夏野菜」を食べて下さいね。
今年も、熱中症に気をつけて、夏を楽しみましょう
皆様の夏の楽しい思い出をお聞きするのを楽しみにしております。
衛生士 濱崎美帆