歯ぎしり、くいしばりについて
皆様、こんにちは。衛生士の伊東です。
2月に入り、寒さも一段と厳しくなってきましたが、お元気にお過ごしでしょうか?
私は先日、5ヶ月ぶりにラケットを握り、大好きなテニス
に汗を流してきました。
予想通り、翌日は全身筋肉痛・・・
体力維持、健康保持のためにも、継続して運動することが大切ですね
さて、今回は歯ぎしり、くいしばりについてお話したいと思います。
就寝中の歯ぎしりをご自身で自覚しておられる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
ほとんどの場合、ご家族の指摘によって自分が歯ぎしりをしていることを知ることが多いようです。
99%の人が歯ぎしりを含むくいしばりをしているとも言われていますが、意外と気付かれていない方もいらっしゃるかもしれません。
さて、〝歯ぎしり″と一言で言っても、実は3つの型があります。
① ギリギリ型
これは、あごを横方向にギリギリと動かすタイプです。
一番一般的な型でしょうか...。
② カチカチ型
このタイプでは、寒い時に震えて歯をカチカチと上下に噛み合わせるような動きを する歯ぎしりです。
③ くいしばり型 (※隠れ歯ぎしり)
これは、上下の歯を噛みしめるタイプになります。
最大でなんと300㎏もの非常に大きな力でくいしばることもあるのですよ!!><
くいしばり型だけが、唯一、歯ぎしりの際に音が発生しないため、周りの人ですら気付かないことが多いようです。
そのため、隠れ歯ぎしりと言われ、要注意なんですね。
その他、日中でも何かの作業に集中している時や、緊張した時などに知らず知らずのうちにくいしばっている方も少なくありません。
では、このようなくいしばりを日々続けてしまうことによって、一体どのようなことが起こってくるのでしょう?
何十㎏、何百㎏という力で上下の歯が噛み合うことにより、奥歯の噛み合わせの溝がなくなるほど歯がすり減ったり、神経が露出するほど歯が削れてしまったり、歯に多数の亀裂が入ったり...と、とても怖い結果に繋がってしまうのです。
くいしばりひとつで、これほどまでに歯がボロボロになってしまう危険性をはらんでいることを知っておいてください...。
さらには、肩こりや頭痛の原因にもなってきます。
では、歯ぎしりを防ぐ為にどうすれば良いのか?
残念ながら、それ自体を防ぐことはできません。
そこで、就寝中にマウスピースを装着することにより、歯ぎしりによる歯や歯の周辺組織に及ぼす影響を防ぐという方法があります。
当院でも多くのお客様がマウスピースを作製され、それまで悩まれていた様々な症状を改善されておられます。
歯ぎしりには遺伝も関係していると言われ、歯ぎしりをする人が持つ遺伝子も明らかになっているそうです。
また、睡眠の深さとも大きな関係があるようで、N3(深い睡眠)からN1(とても浅い睡眠)へ移行する際に歯ぎしりが起こることも分かっています。
日中のストレスから眠りが浅くなることで起こったり、歯ぎしりによってストレスを発散するとも言われていますが、残念ながらストレスをゼロにする方法はありません。
歯ぎしりを少しでも減らすために、寝る2時間前に行う対策として、
38℃前後のお風呂に長く浸かる。
テレビや携帯電話の光を見ないようにする。(脳が覚醒してしまうため)
私は先日、5ヶ月ぶりにラケットを握り、大好きなテニス

予想通り、翌日は全身筋肉痛・・・
体力維持、健康保持のためにも、継続して運動することが大切ですね

さて、今回は歯ぎしり、くいしばりについてお話したいと思います。
就寝中の歯ぎしりをご自身で自覚しておられる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
ほとんどの場合、ご家族の指摘によって自分が歯ぎしりをしていることを知ることが多いようです。
99%の人が歯ぎしりを含むくいしばりをしているとも言われていますが、意外と気付かれていない方もいらっしゃるかもしれません。
さて、〝歯ぎしり″と一言で言っても、実は3つの型があります。
① ギリギリ型
これは、あごを横方向にギリギリと動かすタイプです。
一番一般的な型でしょうか...。
② カチカチ型
このタイプでは、寒い時に震えて歯をカチカチと上下に噛み合わせるような動きを する歯ぎしりです。
③ くいしばり型 (※隠れ歯ぎしり)
これは、上下の歯を噛みしめるタイプになります。
最大でなんと300㎏もの非常に大きな力でくいしばることもあるのですよ!!><
くいしばり型だけが、唯一、歯ぎしりの際に音が発生しないため、周りの人ですら気付かないことが多いようです。
そのため、隠れ歯ぎしりと言われ、要注意なんですね。
その他、日中でも何かの作業に集中している時や、緊張した時などに知らず知らずのうちにくいしばっている方も少なくありません。

何十㎏、何百㎏という力で上下の歯が噛み合うことにより、奥歯の噛み合わせの溝がなくなるほど歯がすり減ったり、神経が露出するほど歯が削れてしまったり、歯に多数の亀裂が入ったり...と、とても怖い結果に繋がってしまうのです。
くいしばりひとつで、これほどまでに歯がボロボロになってしまう危険性をはらんでいることを知っておいてください...。
さらには、肩こりや頭痛の原因にもなってきます。
では、歯ぎしりを防ぐ為にどうすれば良いのか?
残念ながら、それ自体を防ぐことはできません。
そこで、就寝中にマウスピースを装着することにより、歯ぎしりによる歯や歯の周辺組織に及ぼす影響を防ぐという方法があります。
当院でも多くのお客様がマウスピースを作製され、それまで悩まれていた様々な症状を改善されておられます。
歯ぎしりには遺伝も関係していると言われ、歯ぎしりをする人が持つ遺伝子も明らかになっているそうです。
また、睡眠の深さとも大きな関係があるようで、N3(深い睡眠)からN1(とても浅い睡眠)へ移行する際に歯ぎしりが起こることも分かっています。
日中のストレスから眠りが浅くなることで起こったり、歯ぎしりによってストレスを発散するとも言われていますが、残念ながらストレスをゼロにする方法はありません。
歯ぎしりを少しでも減らすために、寝る2時間前に行う対策として、




などが有効だそうです。
質の良い睡眠をとることがポイントとなるようですね。
くいしばり防止のマウスピースは保険適応ですので、歯ぎしりやくいしばりが気になっておられる方はどうぞお気軽にご相談くださいませ。
衛生士 伊東奈美