お手軽食育
こんにちは!衛生士の榎本です。
クリスマスまであと少しですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日はわたくし榎本が珍しく?衛生士らしいお話をしたいと思います(^-^)
ここに りんご が ひとつ あります。
お子様に食べさせようとしています。
さて、どうやって切り分けてますか???
(上のお皿は皮をむいて小さく一口サイズ
下のお皿は4分の1にきって種をとっただけです)
親心には、上のお皿のように小さく一口サイズ、、、にしたいところですが、、、
実はあごの成長には、大きいものにかぶりつくほうがいいのです☆
外食のお料理で思い出していただくとお分かりになると思うのですが、
和食は一口サイズ、
洋食はナイフとフォークで一口大に切って食べる
というのがマナーでもあるので、、、
前歯を使って噛み切ることってほとんどないですよね。
なので、ご自宅で調理されるときには、
なるべく前もって切らずに「噛み切る!!」食事にして頂くと、
知らず知らずのうちにお子様のあごの成長を促してくれます☆
写真はとある3歳5カ月のお子様です。

自分の手で持ってちゃんとかぶりつくことができています。
手で「つかみ食べ」も幼児期にはとても、大切だそうです。
(これは、育児書やテレビでいってました(笑))
しかも、大きくかぶりついても(お子様にもよりますが)、
詰め込んでいるわけではないので、大きすぎないいい大きさになります。
そして、噛み砕くときは唇を閉じてもぐもぐします。
そして、皮つきなので、果実だけの時より、歯ごたえが増し、当然噛む回数が増えます。
食べる時間も長くなりますし、やわらかいお菓子などに比べると、
あごをよく使うので、あまり噛まずに飲み込んだり、食べ過ぎることもありません。
親も皮をむく手間、切る手間が省け一石二鳥です☆
(りんごによってはワックスがかかっているものもあるので、その時は皮をむいたほうがいいかもしれません)
りんごは天然のものとはいえ果糖が含まれていますので、
食べた後はしっかり歯磨きもしてくださいね(^^ゞ
こんな「お手軽食育」もいかがでしょうか??
衛生士 榎本まりこ